肺がん症例の16%はラドンガスの可能性(カナダ保健省の研究/2012年8月17日付け「ナショナル・ポスト紙」より)
2012年8月17日付け「ナショナル・ポスト紙」によると、ラドンガスの致死性は従来の想定より高く、肺がん症例の16%はラドンガスの可能性があるそうだ(カナダ保健省の研究)。
同記事にはカナダにおける屋内ラドンガス濃縮のデータが示されているが、それによると、1立方メートルあたり600ベクレル(600Bq/m^3)を超える地域もあるようだ。
ラドンガスは放射能の影響を語る場合に(大したこと無いというニュアンスで)頻繁に引き合いに出されるが、今後は「それも危ないですよ」と注意を促すべきだろう。
出典:
Radon gas deadlier than thought: Radioactive substance causes 16% of lung cancer cases, Health Canada says(cash)
参考:
Radon - Environmental and Workplace Health - Health Canada
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