2012年6月28日(木)昼前のNHK天気予報(東京ローカル放送)より
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Comments
地井さんは、福島産を食べて応援番組に震災後でました。
そして食べた。
2年もしませんでしたね。
ご冥福をお祈りします。
北九州は、大胆ですね。
まだわからないんですから、この危険について。
Posted by: | Jun 29, 2012 02:57 PM
千葉県は29日、同県野田市の産業廃棄物処理業者「エバークリーン」が、埼玉県加須市の同社所有地に脱水汚泥約500トンを無許可で一時保管し、この汚泥から1キロ・グラム当たり最大7190ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
国の基準では埋め立てが可能なレベル(同8000ベクレル以下)を下回っているが、両県の指導を受けて同社は20日までに汚泥を野田市の事業所に戻し、飛散防止措置を取った。
両県や同社によると、同社は汚泥をセメント原料として販売していたが、3月に販売先から購入を拒否され、自主検査したところ、最大6万2700ベクレルが検出された。事業所内で保管しきれなくなり、加須市の所有地に運び、埼玉県に報告したところ、産廃の保管許可を取っていないことが判明した。
汚泥は、福島県を含む東北と関東の自動車洗車場から廃水を収集、脱水したもので、セシウムは自動車に付着していたとみられる。
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福島第1原発の1号機から、致死量に当たる10シーベルト強の放射線が検出され、廃炉に向けた作業が難航することが確実な情勢になった。一方で、早く手を打たないと、4号機の方が怖い、との指摘も出ている。
10シーベルトというと、人が1時間浴び続ければ、確実に死ぬレベルだ。そんな高濃度放射線が、1号機内にたまった汚染水の水面近くで検出された。
東電「予想外の困難ではない」
東京電力が2012年6月27日に発表したもので、原子炉建屋一階から配管の貫通口を利用して、圧力抑制室がある地下1階のトーラス室の床にたまった汚染水周辺の線量を前日に測定して分かった。格納容器内を除くと、原発建屋内では過去最大の線量になる。
これほどの高濃度になった理由として、東電では、炉心損傷で燃料の90%以上が溶け落ちたためだとみている。そして、溶けた核燃料を冷やすため原子炉に注入している水が抑制室付近から漏れ出し、汚染水としてたまったのではないかという。汚染水の水位は、床面から5メートルほどもあった。
核燃料を冷やしているのに、なぜこんなことになるのか。
東電の広報部では、取材に対し、こう説明する。
「冷やしているのは、核分裂がこれ以上進まないようにするためで、温度はあまり放射性物質の濃度には関係ありません。溶けた燃料は、すでに放射線をある程度持っていますので、水を流せばそれだけ汚染されることになります」
廃炉に向けて、予想外の困難が出てきたわけでもないとする。線量が高くてもおかしくないと考えていたからだという。
大きな地震や台風などの風雨で、さらに汚染水が外部に漏れたりしないのか。
この点についても、広報部では、「ある程度大きな地震でも耐えられることが分かっていますし、外部から浸水しても汚染水があふれないように水位の維持管理はできています」とした。
専門家はどうみているのか。京大原子炉実験所の今中哲二助教は、こう話す。
4号機は地上30メートルに燃料プール
「放射性物質が溶けていれば線量が高いので、冷やしていても汚染水の濃度はそうなるでしょうね。廃炉には、20〜30年はかかりそうなので、大変な作業にはなるはずです。地震や台風の影響については、よく分からない部分があります。しかし、汚染水は炉心から流れてきていますので、もし外部に漏れたら大変なことになると思いますよ」
実は、福島第1原発では、むしろ4号機の方が、専門家もより懸念しているようだ。
4号機は、震災中は定期点検のために建屋内のプールに、使用済み核燃料が運び込まれていた。それは、1331体にも達しており、もし空気中に露出すれば大変な事態になる。
オーストラリア放送協会(ABC)の2012年6月25日付ニュースでは、京大原子炉実験所の小出裕章助教が出演して、その危険性を指摘した。小出助教は、プールの水面が地上5階、約30メートルと高いところにあり、地震や台風によって崩壊しないとも限らないとした。もし、プールにひび割れが生じ、水が漏れて燃料がむき出しになれば、これまでにメルトダウンで放出された放射性セシウムの10倍もが大気中に拡散する可能性があり、風向きによっては東京も住めなくなるという。そのうえで、できるだけ早く、燃料を安全なところに運び出すべきだと警告した。
Posted by: | Jun 30, 2012 09:00 AM