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February 2012

Feb 19, 2012

北九州市教育委員会様:学校給食における放射能対策に懸念があるため子供たちを出席させることができません/北九州市教育委員会から出席督促書2通(2012年02月17日付け)

北九州市教育委員会 様

学校給食における放射能対策に懸念があるため子供たちを出席させることができません


 本日(2/18)午後、昨日(2/17)付けの出席督促書2通を受領しました。「出席させることのできない理由がありましたら、教育委員会又は学校にご連絡ください」とのことなので、以下に理由を述べます:

1.放射能に関する行政の認識に重大な誤りがあり、したがってその認識に基づいて提供される学校給食の安全性に懸念があるため、子供たちに安心して学校給食を食べさせることができません。なぜならば、昨年2011年06月27日(月)付け学校保健課様ご回答では「現在流通している食品については安全であると認識している」とあったにもかかわらず、その後、北九州市を含む全国各地で市場流通している食材から相次いで危険な放射能汚染が発覚し報道されたからです。これに関しては現在に至るまで教育委員会様からも学校長様からも何ら納得のゆく説明や対応が無いままです。
※これに関しては下記ブログ記事および報道をご参照ください:
・北九州市の学校給食は放射能汚染の危険を回避できるか?(6/27(月):教育委員会学校保健課から返信メール)
http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/2011/06/627-dbd2.html
・汚染飼料牛、福岡県内で115キロ販売 最新ニュース特集 九州発 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110718-OYS1T00172.htm

2.上記1に関する対応として、子供たちが大きな精神的負担を受けることが懸念される選択肢しか無いため、子供たちを安心して出席させることができません。なぜならば、学校長様は弁当持参という個別対応での登校だけを再三に渡って要求されるにも関わらず、学校長様が学校内でその個別対応に至る経緯や理由に関する説明責任を負わないとのことだからです。かかる個別対応で登校すれば、子供たちが学校内で先生や他の児童に対して説明責任を負う事を強いられます。行政も学校も負わないような説明責任を小学校4年生と2年生の子供に負わせていいはずがありません。
※これに関しては下記ブログ記事をご参照ください:
・北九州の給食にご納得がいただけないんだったら子供の登校と言う事を考えれば余所の地域の小学校に通うということは選択肢に入りませんか(北九州市立光貞小学校学校長廣木雄司様)
http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/2011/11/post-6820.html

 上記の通り、学校給食における放射能対策に懸念があるため子供たちを出席させることができません。以上が子供たちを出席させることのできない理由です。
※その他、これまでの経過については下記のブログ記事をご参照ください:
・学校給食における放射能対策に懸念があるため(昨年9月から)子供たち2人の登校を止めている事に対する行政の対応だ。
http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/2011/09/post-67f8.htm

 受領した出席督促書、この手紙の全文および本件に関する経過は全て個人のブログなど主にインターネット上で公開しております。今後のやり取りに関しても同様に公開しますのでご確認ください。


2012年2月18日(土)
中村 友一
電子メール:t-naka@techpr.jp
携帯電話:090-1197-7367
個人ブログ:http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/


北九州市教育委員会様:学校給食における放射能対策に懸念があるため子供たちを出席させることができません(PDF、70KB)


上記の手紙をさきほど(2/18、22時過ぎ)八幡南郵便局から書留にて北九州市教育委員会(下記)に発送した(上記には無いが発送した手紙には名前部分に個人印を押印している):
〒803-8501
北九州市小倉北区大手町1番1号
北九州市教育委員会学務部学事課
TEL (093)582-2378
FAX (093)581-5860
子供たち2人も教育委員会に手紙を出したいと言ったので、上記に加え子供たちの手紙2通を含め合計3通の手紙を同封して発送した。手紙の内容は子供たちを含めた家族全員が参加した家族会議を夕方から開いて話し合い作成した。子供たちの2通の手紙は「書くか、書かないか」から子供たちが自分で考えて出すと決めた。親からは「自分が良いと思う事を自由に」「最初に宛名を、最後に日付と名前を」とだけ指示したが、内容は全て子供たちが自分で自由に書いた。短時間で書きあげたため、親が見てちょっと気になる誤字脱字や用法のおかしな箇所を含んでいるが、親の責任で一切の修正(修正の「指示」も含む)を行わずそのまま出した。普段から聴いてる大人の話を元に自分たちで色々と考えて書いていたようだ。親が思っているよりしっかり考えているので驚いた。これだけ書けるなら長女はもう登校させて先生や友達と議論できるのではないかと尋ねたが、紙には書けるが話すのはまだできないという事だった。

以下、子供たちが書いた手紙2通(下記)を上記の手紙に同封している:

○子供たちの手紙2通をスキャンした画像(個人情報の一部を削除):

・長女(4年生)の分:

・二女(2年生)の分:

○子供たちの手紙2通のテキストを書き起こしたもの(個人情報の一部を削除):

・長女(4年生)の分:

北九州市教育委員会様
わたしは、学校へ行くと、まわりの友達とかは、放射能でおせんされているかもしれない給食を食べて、わたしは、それは食べないでおべんとうは食べているとしたら、放射能が入っているかもしれなくて、あぶないかもしれないから、食べないよと言ってもなっとくしてくれないだろうし、もしも、わたし達が大人になって、大きくなったころとかに、友達が病気になったりしたら、もしかしたら、放射能のえいきょうで病気になってしまっているかのうせいがあるので、あのとき何で言ってくれなかったの?と、放射能のことを知った友達にそう思われたり、言われたりすると思うし、自分も、言ってあげたかったと思うだろうので、学校へは行きません。せきにんをたくさんかんじると思うので、学校には行きません。本当は知っているんじゃないですか?本当は知っているんでしょう?放射能があぶないって事を。仕事だから、お金がほしいからやってるんでしょう?後でこうかいするかもしれないなんて、思ったりしないんですか?北九州市がかかってるかもしれないんですよ。お金もちになりたいからやってるんですか?だから教育委員会やってんですか?なんの目的があるんですか?未来にせきにんおしつけていいんですか?死ぬ直前にこうかいしませんか?一生わすれないんじゃないですか?今からでも、北九州を変えた方がいいと思いませんか?このままじゃ、日本がぜんめつしちゃうんじゃないですか?お金は、そんなに大切なんですか?いつかみんながそのことを知ってしまうかもしれませんよ?せきにんは、そんなにおしつけた方がいいものなんですか?ちがうと思いますよ。わたしは。自分達のせきにんは、自分達がかたずけた方がいいと思いませんか?ゆたかで不健康なくらしするより、すこし不便でも、健康で長生きした方がいいと思います。人生は、一本しかないんです。一人に。だから、心残りのない人生をおくりたいですよ。今の子供、未来の大人は、悲しむと思いますよ。日本は本当はこんな国なのかって。日本は、ごはんもすてきだし、言葉や文字もすてきだし、いい所いっぱいあんのに、もったいないと思いませんか?わたしは、そう思いますよ。
2012年2月18日土曜日 4年[個人情報削除]組
中村 [個人情報削除
・二女(2年生)の分:
きたきゅうしゅうしきょういくいいんかいさま
 世の中は、金ですか。金で、言えないだけですか。本当は、しっているんじゃないですか。学校きゅうしょくで、ぐんまさんとかがでてきていると聞いたのですが、本当ですか。学校へ行くと、「きゅうしょくをたべると」いのちにかかわることかもしれません。これではんたいするのなら金ですか。それとも、じっさいそう思ってるんですか。しょうじきに言ってください人間、だれだってうそをついちょいます。でも、こんかいのことは、ひどすぎます。理由をれんらくましたよね。「してますよね。」しつこくむかってきても、理由は、かわりません。それでも、金ですか金では、ない本当に本当に、そうならば、やりかたをかえたら、わかってくれるはずですよ。人間、きずくこときずかないこととありますが本当は、わかっていただいてるとは、思います。
わたしの考えがまちがっていると言うのならじゅう分な理由をお聞かせください。きょういくいいんかいのそれぞれのお気もちをおきかせください。
 2012年2月18日(土) 中村 [個人情報削除

以下、受領した出席督促書を示す。書状は2/18(土)午後に書留で届いた。

○出席督促書をスキャンした画像(個人情報の一部を削除):

・長女(4年生)の分:

・二女(2年生)の分:

○出席督促書のテキストを書き起こしたもの(個人情報の一部を削除):

・長女(4年生)の分:

出席督促書
平成24年 2月17日

保護者
中村友一 様

北九州市教育委員会 印


 あなたの保護している下記児童は、平成23年9月2日以来欠席を続けており、出席状況が良好でないと認められますので、学校教育法施行令第21条の規定に基づき、ただちに出席させるよう督促します。
 なお、出席させることのできない理由がありましたら、教育委員会又は学校にご連絡ください。

児童・生徒氏  中村 [個人情報削除
住所  北九州市若松区[個人情報削除
学校名  北九州市立 光貞小学校
学年組  第4学年 [個人情報削除]組

・二女(2年生)の分:
出席督促書
平成24年 2月17日

保護者
中村友一 様

北九州市教育委員会 印


 あなたの保護している下記児童は、平成23年9月2日以来欠席を続けており、出席状況が良好でないと認められますので、学校教育法施行令第21条の規定に基づき、ただちに出席させるよう督促します。
 なお、出席させることのできない理由がありましたら、教育委員会又は学校にご連絡ください。

児童・生徒氏名  中村 [個人情報削除
住所  北九州市若松区[個人情報削除
学校名  北九州市立 光貞小学校
学年組  第2学年 [個人情報削除]組


○関連記事:
北九州市内の市立小学校の学校給食で6/20(月)に茨城県産のナンを使用
北九州市の学校給食は放射能汚染の危険を回避できるか?(6/27(月):教育委員会学校保健課から返信メール)
北九州市立光貞小学校学校長廣木雄司様/担任教諭様:学校給食における放射能対策に懸念があるため子供たち2人の登校を止めます
北九州市立光貞小学校学校長廣木雄司様/担任教諭様:子供たちの健康と生命を守ることに全力を集中してください
北九州市立光貞小学校学校長廣木雄司様:個別の相談や交渉は不要です
北九州の給食にご納得がいただけないんだったら子供の登校と言う事を考えれば余所の地域の小学校に通うということは選択肢に入りませんか(北九州市立光貞小学校学校長廣木雄司様)

○関連報道:

汚染飼料牛、福岡県内で115キロ販売
震災と九州
 福島県の畜産農家で高濃度の放射性セシウムに汚染された稲わらが肉牛に与えられていた問題で、牛の肉は福岡県のスーパー、デパート3店舗で計約115キロが販売されていた。放射性物質の量は不明だが、福岡県などは「自宅に保管している場合は食べないでほしい」と呼びかけている。
 問題の牛は、福島県南相馬市の17頭、浅川町の42頭、郡山市などの84頭の出荷が確認されている。このうち、福岡県内で販売が確認されたのは、浅川町の牛が33・8キロ、郡山市の牛が81・6キロ。
 浅川町の牛は、5月24日に仙台市の中央卸売市場食肉市場から出荷され、6月11日、福岡県内の食肉卸売業者が33・8キロを購入。このうち17・2キロは同県香春町のスーパーで、16・6キロは北九州市八幡西区のスーパーで、いずれも6月17~19日に牛肩ローススライス(1パック約300グラム)として販売された。
 福岡県や北九州市は、肉の個体識別番号(10370―32156)がトレーのシールに記載されている場合は、その肉を食べないように呼びかけている。
 また、福岡市などによると、郡山市から出荷された肉牛1頭の一部が、福岡市のデパート「大丸」地下2階の精肉店「柿安本店」で販売された。
 福岡市は「直ちに健康に影響を与えることはない」、厚生労働省食品安全部も「これまで判明している規制値を超えた牛肉は長期間、継続的に食べなければ問題はない」としている。
(2011年7月18日 読売新聞)
汚染飼料牛、福岡県内で115キロ販売 最新ニュース特集 九州発 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
○学校教育法施行令(抜粋):
第4節 督促等

(校長の義務)
第19条 小学校、中学校、中等教育学校及び特別支援学校の校長は、常に、その学校に在学する学齢児童又は学齢生徒の出席状況を明らかにしておかなければならない。

第20条 小学校、中学校、中等教育学校及び特別支援学校の校長は、当該学校に在学する学齢児童又は学齢生徒が、休業日を除き引き続き7日間出席せず、その他その出席状況が良好でない場合において、その出席させないことについて保護者に正当な事由がないと認められるときは、速やかに、その旨を当該学齢児童又は学齢生徒の住所の存する市町村の教育委員会に通知しなければならない。

(教育委員会の行う出席の督促等)
第21条 市町村の教育委員会は、前条の通知を受けたときその他当該市町村に住所を有する学齢児童又は学齢生徒の保護者が法第17条第1項又は第2項に規定する義務を怠つていると認められるときは、その保護者に対して、当該学齢児童又は学齢生徒の出席を督促しなければならない。

学校教育法施行令(houko.com)

○参考記事:
「環境首都」を目指すがゆえに「放射能対策」が後手に回る北九州市のジレンマ

※2012.03.14(水)21:40追記:
・出席督促書テキスト起こしの誤字2か所訂正:
 ○「光貞小学校」←×「光貞上学校」

※2012.03.15(木)08:30追記:
下記の関連記事を掲載した:
北九州市長・北橋健治様:出席督促書に不服です/家庭での内部被曝を放置して「食育」を主張する教育委員会から2回目の出席督促書(2012年03月13日付け)

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Feb 17, 2012

南相馬市の1キログラム当たり100万ベクレルの黒い粉は警察が捜査すべき案件

南相馬市の1キログラム当たり100万ベクレルの黒い粉人為テロかもしれないと論じるchocovanilla氏のブログ記事を読んだ。

これは「放射線を発散させて人の生命等に危険を生じさせる行為」に抵触する可能性のあるテロ行為として警察が動いて捜査すべき案件だと思う。本当にテロかどうかは捜査した後に議論すべきことだ。テロで無くとも傷害罪や殺人罪が適用できる。他の毒物(青酸カリとか)がばら撒かれていたら問答無用で警察が動くはずだ。放射性物質にも同様に厳正に対処して欲しい。警察に核テロ捜査能力が無いなら早急に体制を改める必要がある。

別の視点からも論じておこう。

特措法の定める10万Bq/kgを超える放射性物質があちこちから見つかれば、環境省によるがれき広域処理は法理論上は破綻する。官僚は解釈を変えるなどいくらでも手があるので実際は止まらないと思うが、少なくとも建前は崩れる。今後の環境省の見解に注目すべきだろう。

「がれき処理に反対する過激派がそこまで読んだ上でやったのか?」とも考えたが、それに対し私の妻はこう言った:

がれきを反対するような人はそんな危ないものを小学校の近くに撒こうとは思わない。
なるほど、その通り。ラーメン屋のラーメンに連れて来た犬を入れて因縁をつけるマンガ「ガキでか」のネタを思い出した。いくらなんでも無茶な話だ。

○関連:
南相馬に謎の黒い粉-100万ベクレルのセシウムが検出される すべては気づき
【みんカラ】 【南相馬の黒い粉】コケであるならコケは除染に有効な件【非テロ説の検討】|chocovanillaのページ(ちょこばの原子力ブログ)|ブログ|ちょこば(旧chocovanilla) - 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・整備・燃費)
放射線を発散させて人の生命等に危険を生じさせる行為
汚染がれき処理法
南相馬市の各学校の先生方|消えない夜さんのぶろぐ

○参考:
【社会】「料理にゴキブリが」 居酒屋で因縁つけた暴力団員ら、逮捕…東京・池袋

※2012.02.20(月)09:40追記:
燃料ペレット由来を示唆するブログ記事があったので紹介する:
原発はいますぐ廃止せよ 南相馬の黒い粉の正体は? ドイツ原発汚染で見つかったものと同じか?
断定的に論じられているが、α線・β線核種まで調べないと現時点では否定も肯定もできない。参考情報として挙げておく。

※2012.02.24(金)12:43追記:
渦中の大山こういち氏は本件を放射線障害防止法を根拠に警察へ通報されたようだ。しかし、昨年12月に掲載した粉ミルクの記事のコメント欄で議論した通り、放射線障害防止法の「法の目的」はRIを用いた医療施設や研究施設の運用管理が主であり、原子力施設の資材とは無関係だと思う。条文で義務を課される対象は「許可届出使用者、届出販売業者、届出賃貸業者、許可廃棄業者等」だ。今後の警察の対応を注目したい。
○関連記事:
南相馬市 大山こういちのブログ 只今、警部補と連絡をとりました。
南相馬市 大山こういちのブログ 南相馬警察署の対応
南相馬市 大山こういちのブログ 大拡散!!放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律
明治が大量の放射性物質を回収して法律上の問題は無いのだろうか/回収予定の粉ミルク40万個で約1千万ベクレル(推定最大汚染総量)

※2012.02.29(水)04:18追記:
chocovanilla氏のブログ記事にて、飯館村で生体濃縮した珪藻が川下の南相馬に流され風で飛ばされ吹きだまりに集積した、との新たな分析が示されている:
【みんカラ】 【検証】黒い粉の正体は飯館村と南相馬の地形にあるその2【まずは聞いて欲しい】|chocovanillaのページ(ちょこばの原子力ブログ)|ブログ|ちょこば(旧chocovanilla) - 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・整備・燃費)
同記事中「飯館村にダムを一つ作れば、恐らく汚泥は沈殿」という興味深い見解があった。これは「除染ダム」とでも言うべきものだろう。
○中村コメント:
・ダム底に100万Bq/kgの沈殿がある「除染ダム」:
・ダム湖では地獄の生体濃縮が起こり、研究者が集うスポットになる。
・大雨時に緊急放流すると下流の汚染はすさまじい事になる。
・旱魃時に干上がったらテロリストがコケを拾いに来るかもしれない。

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Feb 16, 2012

毎秒1兆フレームの超高速度撮影で「光の動き」を視覚化(MIT)

技術の進歩で「光の動き」を捉える事ができるようになったということだ。分かる人にしか分からないが、分かる人は信じないかもしれない。しかし、どうやらデマでも虚構ニュースでもなくガチのようだ。冒頭の映像はそのGIFアニメだ。CGでは無い(厳密には加工されたものだからCGの一種ではあるが、ゼロからCGで制作されたものではない)。

最近の物理ネタは相対性理論の「時間の遅れ」を日常世界で実証する話だとか、ニュートリノが光速を超える話だとか、すごい話が続いており驚嘆するばかりだ。

○出典:
Visualizing Light at Trillion FPS, Camera Culture, MIT Media Lab(英文)
・Newton, 2012年3月号、ニュートンプレス、pp.13

○関連:
相対性理論「時間の遅れ」、日常世界で実証 ≪ WIRED.jp Archives
ニュートリノが光速超えた? 「相対論」覆す可能性 名古屋大などが測定 - MSN産経ニュース

○おまけ:
何がおかしいか見抜ける?(時間が10万年ストップしていた可能性 ニュートリノ観測で)

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ウクライナとベラルーシ:衝撃の人口統計(「哲野イサクの地方見聞録」より)

チェルノブイリ原発事故によってウクライナとベラルーシに引き起こされた「大惨事」について、「哲野イサクの地方見聞録」が先月掲載した3件の記事で人口統計などの資料を元に詳細に論じている。大変衝撃的な内容だと思う。有望な情報の一つとして3件の記事の見出しを下記に紹介する。信憑性に関する断定的な評価は現時点では留保する。新たな知見が得られたら情報を追記したい。

(紹介ここから)

<参考資料>ウクライナとベラルーシの人口変動、激増する死亡と激減する出生
人口統計上の大惨事-チェルノブイリ事故の影響、特にセシウム137

その1
・人口が激減するウクライナ
・激減する新生児と激増する死亡
・ウクライナの放射線食品防護行政の変遷
・2000年代後半から改善の兆し
・ウクライナの人口減少の特徴
・中央部、南部、東部の激しい減少
・2000年代にはいるとさらに悪化、しかし希望が
・「放射能問題」ではない、とする主張

その2
・ウクライナからベラルーシへ
・ベラルーシも激しい人口減に
・チェルノブイリ事故後8年で異変
・ウクライナと酷似するベラルーシ
・国土の1/4が汚染されたベラルーシ
・1999年に厳しい放射線汚染食品制限

その3
・ユーリ・バンダシェフスキー(バンダジェフスキー)
・死の灰に覆われたゴメリ地方
・「核論争」を報道するスイステレビ
・アレクセイ・ヤーブロコフ
・IAEAのイデオロギー
・会議に出席できなかったバンダシェフスキー
・「子どもたちは死につつある」
・「長期複合放射線核種症候群」
・ルカシェンコ政権と日本政府
・コリン・コバヤシのメールとネステレンコ

(紹介ここまで)

※原文では使用されていた機種依存文字(丸囲み番号)をアラビア数字に直している。
※原文では欠けていた「その3」の3項目「核論争」の括弧開きを補完している。
※「その4」は本日(2/15)の時点では未公開である。

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Feb 15, 2012

群馬県は市町村に「がれき処理の説明会」を実施(2012年02月14日・読売新聞)→福岡県は実施しないのか?

昨日(2/14)付けの読売新聞報道によると、同日に群馬県は市町村の担当者にがれき処理の説明会を実施したそうだ。しかも「1月11日に次いで2回目」で、「今回、初めて民間業者の処分に言及」したそうだ。

では、福岡県はどうなっているのだろうか?寡聞にして福岡県が同様の説明会を実施する(または実施した)と言う話を聴いていない。

福岡県内ではがれき処理が行われない(または行われていない)から説明会も必要なしということなのだろうか。それとも、県内でがれき処理が行われる(または行われた)けれど公開の説明会など実施しないということなのだろうか。後者であれば大問題だ。

どちらか確信は持てないが、前者であることを希望する。

以下、当該報道:

ホーム>地域>群馬
がれき「民間で処理可能」
県改めて受け入れ要請

「震災がれき」の説明を県職員から受ける市町村の担当者(13日、県庁で)
 岩手・宮城両県で山積する大量のがれき処理問題で、県は13日、県庁で市町村の担当者を集めた説明会を開いた。県は民間業者の処理が可能なことを説明し、すべての自治体に改めて、受け入れを要請した。
 説明会は、1月11日に次いで2回目で、29市町村の約70人が参加した。前向きな協議に入る自治体が出てきたこともあり、概説で終わった前回とは異なり、がれきの安全性や広域処理の実施方法が詳述された。
 県はこれまで、自治体などが管理する「官」の処分場での受け入れを前提にしていたが、今回、初めて民間業者の処分に言及。県の聞き取り調査の結果、17市町村の42業者、計47施設(破砕・焼却)が、受け入れの意向を持っていることを市町村に伝えた。
 調査から漏れた業者や、最終処分場も含めると、さらに増えるという。民間業者の受け入れは原則、自治体の承認が必要となるため、県は「公的処分場が立地しない自治体でも、受け入れはできる。検討してほしい」と要請した。県は、国が21日に実施する岩手県沿岸の現地視察会への参加も促した。
 前回は皆無だった質問も、今回は、自治体から「がれきの運搬ルートはどうなるのか」など具体的な質問が相次いだ。協議を進める中之条町の担当者は「住民に理解、安心を与えるための条件作りに協力してもらいたい」と県に要請した。前向きな検討を進める大泉町の担当者は、説明会後、「今日は、具体的な状況が分かった。すべてはこれからだ」と話した。
(2012年2月14日 読売新聞)
がれき「民間で処理可能」 群馬 地域 YOMIURI ONLINE(読売新聞)

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Feb 14, 2012

「ゼロリスク批判は、リスクを認めている」「モラルの点でこの国は終わっている」(高岡滋)

水俣病問題に詳しい熊本県の医師・高岡滋氏@st7q)は本日(2/14)未明(00:58:05~01:10:23)に投稿した一連のTWにて、原発事故の規模原因追究責任追及に関する「3つの問い」を「東電と政府を批判しない人、原発が必要と言っている人に」投げ掛けている。

3つの問い」は興味深いものであるが、しかるべき方々から反応があると思うので深追いしない。以下、この「3つの問い」と併せて述べられた高岡滋氏の見解のうち、タイトルに挙げた2点について論評する:

ゼロリスク批判は、リスクを認めている

関与するリスク要因が定量的に明らかな場合は「ゼロリスク」が批判されても妥当だ。しかし、放射能の内部被曝についてはいまだ議論が続いており、定量的な評価が困難だ。国際社会はその科学的判断を保留し、便宜的(政治的)にLNT仮説を採用している。

「放射線ホルミシス効果」も存在すると思うしかし、放射能の内部被曝に関しては定量的な評価が困難で結論が出ない。仮に定量的な範囲が分かっていたとしても、現在の流通や検査体制ではホルミシス効果が得られる摂取量に管理できない(保証できない)

放射能の内部被曝は「よくわからない」(科学的にどうなのか明確な決着がついていない)部分が大きすぎる。決着が着くまでは「ゼロリスク」を指向すべきだと思う。

私個人は、昨年夏の「セシウム汚染メロン」の記事でも述べた通り、「極微量」だろうが、リスクが非常に低かろうが、放射能汚染(「汚染の可能性が排除できない」という「疑い」の場合も含めて)は出来る限り避けるべきだと考えている。

モラルの点でこの国は終わっている

経済は大事だが、モラルが欠如し、全てが経済問題となるのは行き過ぎだ。住民・子供の生命・健康を守ってもお金にならないということではあまりにもバランスを欠いていると思う。

以下、高岡滋氏の当該TWを引用:

政治家、財界人、一般人を問わず、東電と政府を批判しない人、原発が必要と言っている人に聞いてみたい問い1:将来の放射線の健康被害に関係なく、原発事故は、人類史上最も多くの人の生活を脅かし、最大級の経済被害を与えている最大級で最悪の産業事故ではないのですか?

政治家、財界人、一般人を問わず、東電と政府を批判しない人、原発が必要と言っている人に聞いてみたい問い2:あんな事故を起こして、納得のいく原因究明もなく、経営陣の処分も入れ替えもなく、誰も処罰されなくて良いのでしょうか?将来、放射線の健康被害がどの程度起こるかに関係なく。

政治家、財界人、一般人を問わず、東電と政府を批判しない人、原発が必要と言っている人に聞いてみたい問い3:普通の産業事故では刑事責任を含めて責任追及されるのに、東電の人たちは、いまだに許され、経営権を持ち、国の政策を左右し続けているのはなぜですか。おかしくはないのですか。

考えてみると、結局、原発を維持したい連中は、原発を進めてきた行政と電力会社の責任問題を、放射線の健康影響の程度問題にスリ変えているのだ。要するに、人の「視点」を変えさせることで、本質から目をそらさせているのだ。しかも、未知リスクは、本来怖いことなのに、逆に論じる連中。

実は、福島第一原発事故の放射能の危険性は、政府だって、東電だって分かっている。だから、避難もしている。連中のゼロリスク批判は、リスクを認めているからだ。(身体、気持ち、持ち物を含めて)人を傷つけたら、直接的であれ、間接的であれ、謝るのが当然、やり方を変えるのが当然。

要するに(一番)金を持っている人間は何をしても許される、という社会を維持するのか、変えるのか、というのが原発問題の本質。かれらの力の源泉はカネ→東電のカネがなくなったらオワリ→だから、除染とガレキ処理で東電をしゃにむに生き延びさせる→国の財産を東電が食い尽くすまでヤル気か?

ついでに、汚染食品、ガレキを拡散させることで、水俣病のように薄く広く国土を汚染させる。風評被害を喧伝し、放射能拡散に国民を協力させ共犯者にする。人間と言うものは「行動」までしてしまうと、反省しにくくなる。水俣でも、患者を悪く言った人は自分の水俣病症状のことは口に出せなくなった。

放射線の健康被害は既に出ているといってよいだろうが、最大どこまでいくかは未知数。私は深刻に考えるが、その前にモラルの点でこの国は終わっている。健康被害の程度に関係なく、早く東電を潰して政府を変えないと日本が潰れるゾ、電気が足りる、足りないどころではなくなるゾ、と妄想してしまう。

※上記引用では高岡滋氏のオリジナルTWのうち機種依存文字(丸囲み数字)8個を削除している。

○出典:
高岡 滋(@st7q)-2012年02月14日 - Twilog

○関連記事:
「セシウム汚染メロン」実はスクープか:茨城県産メロンの放射性セシウム検出は初めて/国産メロンで過去最大値の放射性セシウム(これまでの最大値の5.1倍)
住民・子供の生命・健康を守ってもお金にならない→汚染がれき受け入れ+給食の食材は東北産
要検証:ストレスによる死者の増加は定量的に分かっているのか?/LNTに関する「科学的」な議論への疑問
水の飲み過ぎで米女性死亡

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Feb 13, 2012

冷温停止状態(想像図)/state of cold shutdown(imaginary picture)

冷温停止状態(想像図)をマンガで描いた。

先月のマンガに対しては「なぜそんな凝った描き方をするんですか?普通に手で描いた方が簡単では?」という質問を受けたが、相変わらず凝った描き方をしている。私の場合、普通に手で描くより性に合っている。

○関連記事:
デマが真実になり、真実がデマになり、見抜けない人は被害を受ける
爆破事故でバラバラになった遺体に体温計を挿して「熱はありません」→「冷温停止」
【マンガ】原発問題(と放射能対策)を医療に当てはめてみた

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Feb 11, 2012

原子力教育支援情報提供サイト「あとみん」(文部科学省委託事業→制作:財団法人日本原子力文化振興財団)が2012年3月31日で閉鎖

「あとみん」魚拓)は財団法人日本原子力文化振興財団が文部科学省委託事業として制作している原子力教育支援情報提供サイトだ。同財団の「事業紹介」(魚拓)に下記のような説明文が掲載されている:

あとみん
原子力・エネルギー教育支援情報提供サイト「あとみん」の運営を行っています。学校を対象とした原子力やエネルギーに関する教育支援の情報や映像、写真、図表、用語集などのコンテンツを掲載しています。
冒頭の画像は「あとみん」トップページの画面キャプチャだ。

「あとみん」の最大の特徴は、原子力の必要性・有用性・安全性を宣伝しているにある。これは全てのページとコンテンツの隅々まで徹底されている。いったい委託金額はいくらだったのだろうか。

この「あとみん」トップページ下部にある昨年(2011年)2/6付けの「お知らせ」に下記の閉鎖予告文が掲載されている:

長年にわたり、インターネットを活用して小・中・高等学校の先生や児童生徒の皆様に向けて放射線等に関する教育への取組を支援を行ってまいりました Webサイト「あとみん」(文部科学省委託事業)は、文部科学省発行の小・中・高等学校向けの放射線副読本の発行により役割を終え、誠に勝手ながら平成24年3月31日をもって閉鎖させていただく運びとなりました。 Webサイト「あとみん」を長い間ご利用いただきまして誠にありがとうございました。
出典:
平成23年度「あとみん(原子力教育支援情報提供サイト)」評価アンケート魚拓

ということで、このサイトはあと1ヶ月半ほどで閉鎖される。資料は今のうちに保全しておいた方がいいだろう。特にビデオと図表その価値が高いと思う。

いくつか興味深いものを紹介する:

・「地球温暖化」(平成19年度制作)というビデオの最後では「二酸化炭素の排出量を減らすことが大切です」というナレーションとともに事故前(311以前)の福島第1原発の写真が用いられている。下図はその「字幕あり」版より画面キャプチャしたもの:

・ビデオの最後は必ず「この映像は文部科学省の委託により財団法人日本原子力文化振興財団が制作いたしました。」というキャプションが出て来る。下図はその画面キャプチャ:

ビデオも図表も所々「欠番」がある。

図表の欠番は2件(50、52)だ。これについてはリンクが削除されているただけだった。URLを推測してアクセスしてみたところ下記のコンテンツを表示させることができた:

50-原子力発電の五重のかべ魚拓

52-軽水炉の自己抑制性魚拓

これらは原発の安全性をPRするものだ。事故後は都合が悪くなったためリンクだけ慌てて削除したのだろう。

ビデオの欠番は4件(05、09、11、15)だ。これについてはリンクだけでなくファイルも削除されているため、図表と同様の方法で表示させることができなかった。やはり何らかのやばいコンテンツをあとから削除したのだろう。何があったか気になる。

ビデオは全12件×2種類(字幕なし/字幕あり)=合計24件(約828MB)になる。「ダウンロード」ボタンが付いているので簡単にダウンロードできる。

図表は全84件×2種類(jpg/pdf)=合計168件(約62MB)になる。画像をクリックするとPDFが、キャプションをックリックするとJPGが、それぞれダウンロードできる。

下記にビデオと図表の説明テキストのみ抜粋しておく(改行位置など一部を独自に整理編集している):

(抜粋ここから)

映像資料 原子力、放射線、エネルギーと環境のことが学べるあとみん
P1魚拓
P2魚拓
P3魚拓

映像資料
身近な環境を取り上げながら、放射線等について学習できる映像コンテンツを用意しています。

16-世界の中の日本
(平成22年度制作)
今、世界中でさまざまな問題が起きています。
その一つがエネルギー・環境問題です。問題解決のために、日本や世界ではどのような努力がなされているのか見てみましょう。
対象 小学生 教科 社会
単元 【小学校社会】→6年→(3)世界の中の日本の役割

14-未来のエネルギーの研究
(平成22年度制作)
私たちの豊かな生活の代償ともいえる地球温暖化。その主な原因といわれる温室効果ガスの排出を減らすため、日本では新しい技術の研究や開発に取り組んでいます。どのような新技術か見てみましょう。
対象 中学生 教科 技術家庭
単元 【中学校技術家庭】→技術分野→A材料と加工に関する技術→(1)生活や産業の中で利用されている技術

13-原子力の利用とごみ(放射性廃棄物)
(平成22年度制作)
日本では電気の約30%は原子力発電でつくられています。でも原子力施設からは放射性廃棄物という危険なごみが出ます。それはなぜなのか、放射性廃棄物はどのように処理・処分されているのか見てみましょう。
対象 中学生 教科 社会
単元 【中学校社会】→公民的分野→(4)私たちと国際社会の諸課題→ア世界平和と人類の福祉の増大

12-電気を大切に使うために
(平成22年度制作)
生活に欠かせない電気。
エネルギー資源の少ない日本では、いろいろな工夫をして効率よく電気を作っています。どのように工夫しているのか見てみましょう。
対象 小学生 教科 社会
単元 【小学校社会】→3・4年→(3)飲料水、電気、ガスの確保や廃棄物の処理

10-エネルギー資源はどこから?
(平成21年度制作)
暮らしになくてはならないエネルギー。
このエネルギーの資源は、どこから日本へ届くのでしょうか?
対象 小学校 教科 社会
単元 【小学校社会】3・4年> (3)飲料水、電気、ガスの確保や廃棄物の処理

08-暮らしの中の放射線
(平成21年度制作)
放射線は、私たちの暮らしの中の様々な分野で使われています。
医療、工業、農業、考古学の分野で放射線が利用されている様子を見てみましょう。
≪キーワード≫
エックス線の発見、医療への放射線利用、工業への放射線利用、農業への放射線利用、考古学への放射線利用
対象 中学校 教科 理科
単元 【中学校理科】第1分野> (7)科学技術と人間-エネルギー

06-身近にある自然放射線を測ってみよう!
(平成20年度制作)
私たちは、毎日の生活の中で自然界の放射線を受けています。
放射線測定器「はかるくん」をつかって、いろいろな場所で放射線を測ってみましょう。
≪キーワード≫
放射線は五感で感じることが出来ない、自然放射線の量は場所によって違う、放射線は測定器で測定できる、色々な場所での測定結果
視覚障害の方向けに「効果音付」を用意しています。
対象 中学校・特別支援学校 教科 理科
単元 【中学校理科】第1分野> (7)科学技術と人間> ア/エネルギー> (イ)エネルギー資源

07-電気をつくる。火力・水力・原子力
(平成20年度制作)
私たちの暮らしになくてはならない電気。
その「電気」はどのようにして作られているのでしょうか。
さまざまな発電方法について、改めて考えてみましょう。
対象 中学校 教科 理科
単元 【中学校理科】第1分野> (7)科学技術と人間-ア/エネルギー> (イ)エネルギー資源

01-電気を作る~発電の種類としくみ
(平成19年度制作)
電気ってなぁに?
電気ってどうやってつくられているの?
毎日、当たり前に使っている電気のナゾをのぞいてみます。
対象 小学校 教科 理科
単元 【小学校理科】4年> A/物質・エネルギー> (3)電気の働き
【小学校理科】5年> A/物質・エネルギー> (3)電流の働き
【小学校理科】6年> A/物質・エネルギー> (4)電気の利用

02-地球温暖化
(平成19年度制作)
私たちの暮らしになくてはならない電気。
その「電気」はどのようにして作られているのでしょうか。
さまざまな発電方法について、改めて考えてみましょう。
対象 中学校 教科 理科
単元 【中学校理科】第2分野> (7)自然と人間> ア/生物と環境

03-原子力発電のしくみとこれからの課題
(平成19年度制作)
日本の発電量のうち30%以上を占める原子力発電。
その仕組みと課題を学んでみよう。
対象 高等学校 教科 理科
単元 【高校理科】地理B> (2)現代世界の系統地理的考察> 資源,産業

04-身の回りの放射線
(平成19年度制作)
いろいろな分野で使われている放射線。
こんなところでも活躍しています。
≪キーワード≫
放射線とは?、放射線の種類と透過力、霧箱、放射線はどこにでもある(人も放射線を出している)、放射線利用の概要、日常生活と放射線
対象 高等学校 教科 理科
単元 【高等学校理科】物理基礎>(2)様々な物理現象とエネルギーの利用

図表 原子力、放射線、エネルギーと環境のことが学べるあとみん
P1魚拓
P2魚拓

図表
学習資料作成に活用できるさまざまな素材を用意!
図表は全部で84点あります。
印刷にはPDF(図表をクリック)、授業等への活用・加工にはJPEG(タイトルをクリック)をご利用下さい。

1 世界のエネルギー・資源
2 日本のエネルギー・資源
3 発電のしくみ
4 原子力発電
5 放射線と放射能
6 放射性廃棄物
7 新エネルギー
8 環境問題

01 人類とエネルギー利用のかかわり
02 世界の人口予測
03 世界の人口
04 世界のエネルギー消費推移と見通し(地域別)
05 世界のエネルギー消費推移と見通し(資源別)
06 世界の一人あたりのエネルギー消費量
07 主な国のエネルギー自給率
08 主な国の1人あたりの1時間の平均電力使用量
09 石油の確認可採埋蔵量
10 石炭の確認可採埋蔵量
11 天然ガスの確認可採埋蔵量
12 ウランの確認可採埋蔵量
13 エネルギー資源の可採年数
14 主要国の一次エネルギー構成
15 フランスを中心とした電力の輸出入
16 日本の一次エネルギー供給の移り変わり
17 一次エネルギー供給の推移と見通し
18 一次エネルギー供給に占める電力の割合
19 発電電力量の移り変わり
20 発電量とその内訳
21 電源のベストミックス
22 石油の輸入先
23 石炭の輸入先
24 天然ガスの輸入先
25 ウランの輸入先
26 1世帯あたりの電気の使用量
27 主な電気製品の普及率
28 日本の最終エネルギー消費とGDPの推移
29 火力発電のしくみ
30 水力発電のしくみ
31 原子力発電のしくみ
32 太陽光発電のしくみ
33 風力発電のしくみ
34 地熱発電のしくみ
35 核分裂のしくみ
36 原子炉のしくみ
37 ウランの濃縮
38 日本の原子力発電所
39 ウラン燃料とMOX燃料
40 核燃料サイクルの流れ
41 再処理の主な工程
42 世界の原子力発電の開発状況
43 主要国の原子力発電設備
44 原子力発電所の世界的広がり
45 エネルギー源の比較(原子力発電と火力発電)
46 原子力発電と太陽光、風力発電の比較例(敷地面積)
47 沸騰水型原子炉と加圧水型原子炉の違い
48 火力発電と原子力発電の違い
49 原子力発電と原子爆弾の違い
51 オフサイトセンター設置場所
53 国際原子力事象評価尺度(INES)
54 軽水炉におけるプルトニウムの核分裂寄与割合
55 放射線と放射能
56 放射線・放射能を表す単位
57 放射線の種類と特徴
58 放射線の性質
59 放射線の利用
60 放射能の減り方(放射性物質の半減期)
61 全国の自然からの放射線量
62 電磁波の種類と放射線
63 元素の周期表
64 日本の放射線利用経済規模
65 日常生活と放射線
66 放射性廃棄物
67 低レベル放射性廃棄物
68 高レベル放射性廃棄物
69 高レベル放射性廃棄物の処分の方法
70 放射性廃棄物の種類と処理・処分方法
71 世界の風力発電導入の割合
72 世界の太陽光発電導入の割合
73 太陽光発電の導入量とシステム価格、発電コストの推移
74 電源別の二酸化炭素排出量
75 二酸化炭素排出量の抑制効果
76 世界の二酸化炭素排出量の見通し
77 化石燃料の二酸化炭素排出量等の比較
78 温室効果ガスの地球温暖化への寄与度
79 平均気温の変化
80 京都議定書の要点
81 世界の二酸化炭素排出量-国別排出割合-
82 家庭からの二酸化炭素排出量-用途別内訳-
83 化石燃料等からのCO2排出量と大気中のCO2濃度の変化
84 地球温暖化問題に対する取り組み

(抜粋ここまで)

下記は『「あとみん」情報』としてトップページにFLASHで埋め込まれていたスクロールテキスト:
1 : 「あとみん」は、放射線等のことが学べるサイトです。小・中・高等学校の授業で活用できる教材や情報などが新学習指導要領や教科書名から検索できます
2 : 放射線等のことを学びたい児童・生徒の皆さんは、「あとみんらんど」をご覧下さい

閉鎖までに他にめぼしいものがあったら追記したい。

※2012.02.13(月)03:53追記:
冒頭に記した「お知らせ」の掲載日付に「昨年(2011年)」を付け加えた。

※2012.02.13(月)05:15追記:
「解説書」のうち「原子力」の中の「核査察」の見出しは下記のようになっているが、ここでは「2」が欠番になっている:

1.はじめに
3.国際的枠組みとしての核不拡散条約(NPT)
4.核査察(国際保障措置)の実際
5.日本での実施
6.核不拡散条約を守らない国への対応
7.核不拡散対策の将来と原子力の平和利用
出典:
解説書 原子力、放射線、エネルギーと環境のことが学べるあとみん魚拓
原子力-核査察 解説書 原子力、放射線、エネルギーと環境のことが学べるあとみん魚拓

この欠番についてURLを推測してアクセスしてみたところ「2.核不拡散の重要性」のPDFが出てきた。見出しを列挙すると下記のようになっている:

・アメリカの核独占時代から多極化へ
・冷戦時代と核兵器の拡散
・新たな核拡散の脅威
出典:
2.核不拡散の重要性(PDF、80KB)(魚拓

この内容のどれか(もしくは全部)を隠蔽しようとしたのだろうか。

2012.04.03(火)13:30追記:
予告通りサイトが閉鎖されている。全くアクセスできない。pingにも反応が無い。アクセス解析を見ると今月に入って検索からこの記事にやって来る方がちらほらいる。サイトが見えず困っているのだろうか。

当該ドメインの今日現在のwhois情報は下記の通りとなっている:

(whois情報ここから)

Domain Information: [ドメイン情報]
a. [ドメイン名] ATOMIN.GO.JP
e. [そしきめい] もんぶかがくしょうけんきゅうかいはつきょくかいはつきかくか
りっちちいきたいさくしつ
f. [組織名] 文部科学省研究開発局開発企画課立地地域対策室
g. [Organization] Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology
k. [組織種別] 政府機関
l. [Organization Type] government
m. [登録担当者] TS19365JP
n. [技術連絡担当者] KK19264JP
p. [ネームサーバ] ns1.atomin.go.jp
p. [ネームサーバ] ns120.ecc-idc.jp
s. [署名鍵]
[状態] Connected (2012/05/31)
[登録年月日] 2008/05/07
[接続年月日] 2008/05/31
[最終更新] 2011/06/01 01:47:16 (JST)

(whois情報ここまで)

「文部科学省研究開発局開発企画課立地地域対策室」は現在は「文部科学省研究開発局原子力課立地地域対策室」となっている。
○出典:
文部科学省組織の改編について(平成22年4月1日・文部科学省)魚拓

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Feb 10, 2012

警告:米国北部バーモント州の湖と川で魚から微量(1キログラム当たり2ベクレル程度)のセシウム137とストロンチウム90を検出(フクシマ由来の放射能汚染とは関係ない)

現地メディアの報道(2/7付けEnformable、2/8付けWCAX)およびバーモント州健康局の測定データによると、バーモント州フランクリン郡カーミ湖と近くを流れるコネチカット川の魚の可食部から Cs-137 が 52.8 pCi/kg 、非可食部(骨、頭部、ヒレ、ウロコを含む)から Sr-90 が 68.7 pCi/kg 、それぞれ検出されている。測定単位が「ピコキュリー」となっているが「ベクレル」に換算するといずれもおよそ 2.0 Bq/kg くらいだ。冒頭の画像はバーモント州フランクリン郡カーミ湖の地図。

本件は2年前から問題になっているそうなのでフクシマ由来の放射能汚染とは関係ない。原因として近くの原発や過去に行われた核実験の影響が指摘されている。当局とメディアの発表は例によって「微量だ」「食べても危険は無い」「カリウム40はセシウム137の500倍だ」など「安心の宣伝」となっている。

しかし、魚から1キログラム当たり2ベクレル検出となると気になる方も多いと思う。当局の発表をそのまま信じる訳にはいかない。北米への避難を検討している方には慎重な調査をお勧めする。

下記は2/8付けWCAXニュース映像(英語、最初に15秒程度のCMが入る):

なお余談だが、バーモント州健康局のホームページを調べているとヨウ化カリウム配布プログラムの情報があった:
Potassium Iodide Distribution - Vermont Department of Health(英語ページ)
原発周辺の住民に対するヨウ化カリウム配布を説明している。日本の自治体もこのくらいの事はやって欲しい。

○バーモント州健康局による測定データ:
Lake Carmi and Connecticut River Preliminary Fish Test Results Comparison / Vermont Department of Health(PDF、56KB)(魚拓キャッシュ

○出典ニュース(2件、いずれも英語ページ):
Cesium and Strontium detected in Vermont Fish from Connecticut River Enformable
Radioactive fish found in northern Vt - WCAX.COM Local Vermont News, Weather and Sports-

○関連:
警告:カナダや米国(アメリカ合衆国)といった北米への避難には慎重な調査が必要
バーモント州フランクリン郡カーミ湖(Googleマップ)
A Healthy Environment - Vermont Department of Health(バーモント州健康局ホームページ)
バーモント・ヤンキー原子力発電所(バーモント州健康局ホームページ)
ブラウザで動く放射線・放射能の単位換算ツール(簡易)

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モスクワ原子力研究センターで火災(2012年02月05日)/ロシア政府「脅威は無い」→グリーンピース・ロシア「深刻な懸念」

政府が「大丈夫」と言うのは「いつものパターン」なので信用できない。この施設は非稼働で築60年の原子炉を保有しているそうだ。事故による犠牲者は報告されていない。火災は日曜日に発生し、火曜日午後の時点でまだ鎮火が確認できていない(3日間燃え続けているのか?!)とのことなので、核災害としてどうかはともかく、尋常な火災ではないと思う。訂正:誤訳でした→早い段階で鎮火していました今のところ情報源は2/5付けロイター(英語)だけだ。(訂正:日本語ニュース有り→末尾にて紹介)

大変だと言っているグリーンピース・ロシアのホームページ(英語版)を見たが、現時点では関連情報が全く掲載されていなかった。ひょっとして翻訳が間にあっていないだけでロシア語版なら情報があるかと思って見てみたが、トップ記事はスーパーマーケットの分別収集リサイクルに関する昨日(2/9)付けニュースだった(ロシア語は分からないのでGoogle翻訳で確認)。深刻だと表明している割に分別収集のニュースより優先させていないようなので、情報源としてはイマイチだ。

○出典:
Fire at Moscow nuclear institute, Russia says no risk Reuters魚拓)(ロイター英語ニュース)

○関連:
Home Greenpeace Russia魚拓)(グリーンピース・ロシア/英語版)
Общественная международная некоммерческая неправительственная организация Гринпис России魚拓)(グリーンピース・ロシア/ロシア語版)

※2012.02.10(金)06:55追記:
現場写真が2枚見つかった。大きな火災だったようだが緊迫感はあまり感じられない。関係者が防護服を着用していないので放射能漏れは無いのだろう。


Fire at Russian nuclear institute World News Edmonton Sun魚拓


Fire at Russian Nuclear Research Centre in Moscow Enformable魚拓

※2012.02.10(金)07:55追記:
日本語ニュースにもなっていた。

モスクワの原子力研究所で火災=放射能漏れはなし
 【モスクワ6日ロイター時事】モスクワの原子力研究センターであるアリハノフ記念理論実験物理研究所で5日、火災が発生したが、当局者によると放射能漏れはなかった。同研究所にはスターリン時代の1940年代に設計された同国最初の重水炉がある。環境保護団体のグリーンピース・ロシアはこの事故に強い懸念を表明した。
 同研究所は声明で、放射能漏れの危険性はなく、また、全ての職員は避難したため、人的被害もなかったと指摘した。
 周囲を壁で囲まれた研究所からは灰色の煙が上がり、周辺では刺激臭がただよった。目撃者によると、消防車や救急車など30台ほどの緊急車両が研究所の内外に見られたという。
 ロシア非常事態省によると、この火事は5日朝方、地下室から出火したという。ロシア原子力分野の国営会社ロスアトムによれば、見えたのは煙だけで炎は目撃されなかった。また、研究所内の核物質には影響しなかった。消防隊は泡の消化剤を使用したという。
 グリーンピース・ロシアのイワン・ブロコフ氏は、この火災は非常に危険だったと指摘、「モスクワの中央部にあるこの研究所には大量の放射性物質があり、わずかな量の流出でも深刻な問題を引き起こす」と警告した。
 インタファクス通信は警察筋の情報として、「長時間にわたって」消防隊は中に入れてもらえなかったと伝えた。これについて研究所は事実に反するとしている。また、同通信は鎮火したのは午後4時20分になってからだと報じたが、国営通信RIAノーボスチは鎮火はこれよりも早かったとしている。
 ロシアの核施設の安全性は1986年にチェルノブイリ原子力発電所事故が起きて以来、不安の対象とされてきた。この事故では当時のソ連当局は2日間にわたり事故を公表しなかった。
 昨年12月にはロシア北部のムルマンスク港で原子力潜水艦が火災を起こし、大きな被害が出た。しかし、当局は放射能レベルは通常と変わりなかったとしている。同国では設備などの近代化を阻害する政治的腐敗や不注意が原因と見られる原子力関連の事故がいくつか起きている。[時事通信社](2012/02/06-11:16)
出典:
http://www.jiji.com/jc/rt?k=2012020600246r(時事ドットコム)

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Feb 09, 2012

群馬大学へ寄附金を送金(2012年02月09日)


本日2/9、群馬大学から寄附金の「振込依頼書」(1/24付け)が届いた。寄附金の主旨や経緯は末尾の「関連記事」を参照して欲しい。15時前にネットバンキングで送金を完了した。ギリギリ本日付けで送金されたようだ。冒頭の画像は当該の書類を写真撮影したもの(住所と振込先情報の一部を削除)。

送金にあたり群馬大学に電話し下記2点を確認した:
・振込手数料を引いて「送金額=申し込んだ寄附金額-振込手数料」でも、引かないで「送金額=申し込んだ寄附金額」でも、どちらでも都合のいい方を選択していいそうだ。私は後者(すなわち振込手数料を別途負担)にした。
・振込名義人は寄附申込名義が異なる場合は「整理番号」を振込名義人に付ける、同一なら整理番号は不要。

○関連記事:
これは分水嶺:群馬大学教授・早川由紀夫氏の「訓告」事件
群馬大学教授・早川由紀夫氏を支援したいなら大学や学長には一切抗議せず「群馬大学研究・産学連携戦略推進機構」に早川マップへ感謝の言葉を添えて寄付金を申し込め!
群馬大学教授・早川由紀夫氏への寄附金申し込みテンプレート(ワード、PDF、png画像)

※2012.03.16(金)14:05追記:
本日3/16昼過ぎ、群馬大学から「寄附金領収書」(2/9付け)が届いた(「のし」は3/13付け)。下記の画像は当該書類をスキャンしたもの(個人情報等を一部削除)。

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Feb 08, 2012

サンクトペテルブルク(ロシア)に2011年9月1日(木)夕方ごろ現れた「核爆発のような」珍しいキノコ雲(RT TV)

某巨大匿名掲示板に「核爆発?」と貼られていたので慌てて調べてみたが、昨年2011年9月2日付けでロシア「RT TV」が報道した珍しいキノコ雲のようだ。核爆発とは関係なさそうだ。冒頭のビデオは当該のニュース映像(英語)

○出典(英語ニュース):
'Nuclear' cloud over Saint Petersburg ? RT

某巨大掲示板での当該レス:

174 :地震雷火事名無し(やわらか銀行):2012/02/08(水) 15:02:49.90 ID:mmlNoGto0
ロシアで核爆発?放射能が流れて来るだろうなあ

http://www.liveleak.com/view?i=183_1315635975

○出典:
九州だけどgkbrしてるやつ24

映像のURLを貼った人に悪気は無いと思うが、オリジナルの報道を見る限り核爆発などの緊急事態では無いと思う。

※2012.02.08(水)17:23追記:
上記とは全く別の話だが、一昨日2/6に同じくサンクトペテルブルクで発電所の事故があったようだ:
まるでこの世の終わり! ロシアの発電所が爆発する瞬間が激烈に怖い!! – ロケットニュース24(β)
こちらはとにかくすさまじいビデオなので是非リンク先で見て欲しい。

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Feb 07, 2012

東京電力株式会社が福岡県のWBC(ホールボディーカウンター)を探しているらしい(アクセス解析ログより)

アクセス解析ログを見ていると東京電力株式会社のIP(tepco.co.jp)から検索ワード「福岡県 ホールボディカウンター」でアクセスした記録があった。詳細な生ログ情報はここでは伏せている。冒頭の画像はアクセス解析ログの画面キャプチャの一部だ。

東電からのアクセスは時々あるので気にしていないが、福岡県のWBCを探しているとなるとどんな背景があるのか考えざるを得ない。

一体何事だろうか。

※2012.03.07(水)11:57追記:
下記の関連記事を掲載した:
環境省に何か主張したい人はツイートに「環境省 がれき」を加えよ!(期間限定)/株式会社博報堂がtwitter検索「環境省 がれき」からアクセス(アクセス解析ログより)

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要検証:ストレスによる死者の増加は定量的に分かっているのか?/LNTに関する「科学的」な議論への疑問

LNTは政治的な仮説だから科学的な議論で決着する訳が無い。科学的に決着がつかない部分を政治的に決めたのだから、際どい議論では科学と政治が矛盾するのは当然だ。

この記事の本題はLNTの議論ではない。本題は「専門家」(と思われる方)によるツイッターのまとめの最後に投稿されている下記コメントだ:

放射線による1人の増減という変動よりも、他の要因による莫大な数の変動の方に、着目するべきでしょう。そう理解すれば、「放射線が怖い」と叫ぶことで、かえってストレス増加による死者が増えてしまうことについても、考慮できるはずです。
※「LNT 仮説に基づく死者数の計算について - Togetter」コメント欄より、強調部分は中村による装飾。

延々と「科学的」な議論の末、最後は「ストレス増加による死者が増えてしまう」と定量的なデータの提示も無く締めくくられているが、これは果たして「科学的」な議論と言えるのだろうか

なお、上記コメントの発言者による下記のようなTWもある:

@e8o
e8o
33万人の癌死者のなかに、放射線による死者がいるかどうかがわからないということではなくて、「たとえ死者がいたとしても少なすぎて無意味だ」ということです。なぜなら副流煙やストレスなどの死では数百人以上の死者が出て、その変動が大きいからです。
2012.02.03 12:47
このTWを見るとこの方はストレスによる死者の増加について何らかの定量データをお持ちのようにも見えるが残念ながらどこにも出典などが示されていない

以上、まとめると(タイトルの通りだが)こうなる:

「放射線が怖い」と叫ぶことで増加するストレスによる死者の増加は定量的に分かっているのか?
どなたか定量データをお持ちの方がいらっしゃったら是非ご教授いただきたい。

○参考ビデオ:
「放射線の影響は、実はニコニコ笑っている人には来ません」(山下俊一氏)

○関連記事:
ことし福島で生産されたコメを全部食うと何人死ぬか - Togetter
『安冨計算法』 ~東大の先生の面白算法~ - Togetter
LNT 仮説に基づく死者数の計算について - Togetter

○参考記事:
福島県郡山市の幼稚園児の体重増加が昨年の26%(245人について6月までの1年間・NHK)
どんなに少額の買い物でも金額に応じて景品を貰える福引きがLNT仮説
病気・事故で死ぬ人はたくさんいるから、「刃物男」は気にしなくて良い、と言えるか?(押川正毅)
書籍メモ:原発危機と「東大話法」(安冨歩)

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Feb 03, 2012

こんなに全面核戦争状態なのに日本人は働く→イヤなことは働いて忘れる。それが日本人。(某巨大匿名掲示板より)

正常性バイアスだ何だと、いろんな所から心理分析が出ているのでお腹いっぱいのテーマだが、これは合点の行く解釈だ。以下、関連するレス:

698 :地震雷火事名無し(宮城県):2012/02/03(金) 13:03:33.29 ID:JwfjMSgc0
しかし、こんなに全面核戦争状態なのに日本人は働くんだな。

信じられないよ

703 :地震雷火事名無し(神奈川県):2012/02/03(金) 13:04:37.42 ID:ZsDo+GWv0
>>698
イヤなことは 働いて忘れる。 それが日本人。

705 :逃亡中@香港(香港):2012/02/03(金) 13:05:12.99 ID:h269tP610
>>698
・・・予行演習のつもりかも(;´・ω・`)

707 :地震雷火事名無し(京都府):2012/02/03(金) 13:05:32.49 ID:4psbS3K+0
>>703
わぁ、こりゃすごいーエコノミックアニマルだー

【原発】原発情報1965【放射能】
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1328206143/

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Feb 02, 2012

食品安全委員会は管理だけが目的で予防原則には立てないらしい/厚生労働省「食品中の放射性物質対策に関する説明会」(2012.01.31・福岡)

厚生労働省が一昨日(1/31)福岡で開催した「食品に関するリスクコミュニケーション~食品中の放射性物質対策に関する説明会~」の映像がIWJから配信されていたので2本で合計3時間以上に及ぶアーカイブをざっと視聴したが、冒頭のあいさつから最後の質疑応答に至るまで、主題の「食品に関するリスクコミュニケーション」を図ろうとする姿勢があまり感じられなかった。議事進行は一方的に安全を説明するだけという印象を強く受けた。

説明会の終了が告げられた直後、参加者の一人が壇上に駆け寄り講演者(内閣府食品安全委員会事務局勧告広報課リスクコミュニケーション専門官・久保順一氏)に内部被曝の軽視について詰め寄る数分間は視聴に値する(最後は時間切れで中継終了となった)。

特筆すべきは講演者が予防原則の軽視について言及する場面だ。言葉を濁しているためはっきりとは聴き取れないが、前後の話の流れを見る限り、要するに、食品安全委員会は管理するだけで予防原則には立てない、ということのようだ。当該アーカイブを下記に示すので視聴して確認して欲しい:

冒頭から視聴しても「ほとんど無駄」なので下記のタイムコードから視聴して欲しい:
・02:53:54 説明会の終了
・02:54:29 参加者が壇上に駆け寄る
・03:00:27 予防原則に関するやりとり

※冒頭の画像は上記シーンの画面キャプチャ。

映像中で参加者が「1日10ベクづつ食べて行くと1000日ぐらいで1000ベクレル超える」と言及している「ICRP PUBLICATION 111」のグラフは下記のものと思われる:

※上図は「放射性セシウムの一回摂取と長期摂取による体内残存量の経時推移 (ICRP PUBLICATION...」より。


○関連情報:
食品に関するリスクコミュニケーション~食品中の放射性物質対策に関する説明会~|厚生労働省
ustream.tv ユーザー IWJ_FUKUOKA ①食品中の放射性物質対策に関する説明会, IWJ_FUKUOKA1 2012-01-31 0730. 市民
ustream.tv ユーザー IWJ_FUKUOKA ②食品中の放射性物質対策に関する説明会, IWJ_FUKUOKA1 2012-01-31 0733. 市民

○参考:
食品に関するリスクコミュニケーション~食品中の放射性物質対策に関する説明会 in 福岡 We are all one
同情編のための前置き:許容可能リスク・ALARA・予防原則・汚染者負担原則 - Take a Risk 林岳彦の研究メモ
科学的証明が先か、安全重視か:低線量の放射線被曝・水俣や肝炎・薬害・津波・インフルエンザなどに予防原則・予防的な対策が適用されてきた/されてこなかったのか - Togetter
予防原則 - Togetter

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