割とマシだった朝日新聞/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ
行政サイドに寄ったNHKローカルニュースや西日本新聞に比べると、「インターネットを通じて寄せられた300人超の賛同者のメッセージ」に言及するなど朝日新聞は(意外にも)割とマシだった。残念ながら最後に釜石市のがれき受け入れについて「すでに受け入れない方向を示している」と述べ、釜石市以外のがれき受け入れ可能性を指摘していない。その話題になる前に取材を切り上げて帰ってしまったのだろうか。
以下、当該の新聞記事(紙面からの書き起こし/冒頭の画像は当該紙面のスキャン):
震災がれき拒否 北九州市に要望 女性らのグループ○関連記事:
東日本大震災のがれきは放射性物質で汚染されているとして、女性らによるグループ「北九州コドモのミライ」(白水弘美代表)が26日、がれきを市内に受け入れないよう求める要望書を北九州市に提出した。
要望書は「原子力発電所の事故による『汚染』は引き受けることは間違い」とし、受け入れに反対している。要望書のほか、インターネットを通じて寄せられた300人超の賛同者のメッセージなども手渡した。
北九州市は岩手県釜石市からの受け入れを検討したが、現地処理されることになり「必要なくなった」と撤回。北橋健治市長も25日の定例記者会見で、「(地元の)世論が固まっていない」とし、すでに受け入れない方向を示している。
2012.01.27(金)朝日新聞・朝刊(北九州版)27面
・【急募】賛同者求む/「北九州コドモのミライ」が北九州市に瓦礫受入れ反対の要望書を提出(2012.01.26(木)13時)
・IWJが本日1/26(木)13時の「北九州市長及び環境局への汚染がれき受入れ反対の要望書提出」を中継
・行政サイドに寄ったNHKローカルニュース/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ
・行政サイドに寄った西日本新聞/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ
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