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January 2012

Jan 28, 2012

長崎市で原発事故1ヶ月後の1週間に吸引調査したろ紙からセシウム134が1キログラム当たり1万1300ベクレル(長崎大学・高辻俊宏准教授/中国新聞)

中国新聞の1/26付け報道によると、長崎大学・高辻俊宏准教授が長崎市で原発事故1ヶ月後の1週間に吸引調査したろ紙から検出されたCs-134が11,300Bq/kgだったとのことだ。この報道では出てきていないが、Cs-137が同量出ているとすれば他の核種と併せた放射線量の総計はこの倍を超えると思う。

個人が携帯型の簡易な線量計で空間線量率を測定してもなかなか放射能汚染の実態が分からない。確実な判断を下すためには土壌サンプルを採取して専門機関に分析依頼を出すしかない。

しかし、報道のように吸引調査したフィルターであれば簡易な線量計でも放射能汚染の実態を判断できるのではないだろうか。実際に専門機関が用いる本格的な吸入装置ではない空気清浄機でそのような測定を行った事例が今月2件ほど出ている

○参考:
空気清浄機、掃除機のフィルタ放射能汚染(0.4μSv/hr以上-熊本)こまめな取り替えを
空気清浄機から5.12μSv/hを検出 自宅@東京

身近にあるエアコン、換気扇、扇風機、空気清浄機などでも工夫をすれば土壌調査より安価かつ気軽に高精度の測定を行えるかもしれない。市民にとって画期的な測定手法になると思う。

以下、当該の報道:

長崎で1ヵ月後 高数値 福島原発 放射性物質を調査 広島で報告
12年1月26日
 福島第1原発から約千キロ離れた長崎市の大気観測所の吸引調査で、事故1カ月後に高い数値の放射性物質が確認されていたことが分かった。広島市南区の広島大広仁会館で25日にあった同大原爆放射線医科学研究所(原医研)の国際シンポジウムで長崎大の高辻俊宏准教授が報告した。
 高辻准教授は事故後、1週間ごとに装置で吸引した空気や吸引口のろ紙の付着物のセシウムの量を調査。2011年3月23日から7月27日までの結果を報告した。
 4月6日からの週が特に高く、ろ紙に付着したちりなどのセシウム134の濃度は福島県飯舘村の土壌に相当する1キロ当たり1万1300ベクレルだった。
 高辻准教授は米海洋大気局のデータから、4月6日は日本列島の南側を半円を描くように風が東北から九州に達していたと指摘。福島からの放射性物質と推測した。
 高辻准教授は「大気中の数値は低くても、空調機のフィルターなどには放射性物質が集積し高くなる可能性がある」と指摘した。  シンポジウムは26日もある。(金崎由美)
(2012年1月26日朝刊掲載)
長崎で1ヵ月後 高数値 福島原発 放射性物質を調査 広島で報告|ニュース|ヒロシマ平和メディアセンター魚拓

○関連記事:
警告:来週2011年4月6日(水)以降に放射能が九州全域を覆う恐れ
(下図は上の関連記事から再掲載したもの)
福島第一原発による放射能汚染の予想(ノルウェー気象研究所)

※2012.01.29(日)18:25追記:
○参考記事:
【みんカラ】 【スタートは4月6日】チッソパージの真実?と長崎大のろ紙【セシウムふりかけ】|chocovanillaのページ(ちょこばの原子力ブログ)|ブログ|ちょこば(旧chocovanilla) - 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・整備・燃費)

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「正しく知ろう放射線の基礎知識~原発事故を踏まえて」など北九州市主催の講演会情報(2012年2月分)

2012年2月に開催される北九州市主催の講演会を紹介する。放射能対策に関連しそうなものを市のホームページから5件抜粋した。2月26日(日)開催の「正しく知ろう放射線の基礎知識~原発事故を踏まえて」は特筆に値する。


○グリーンシティ・シンポジウム
市がモデル都市の選定を受けた経済協力開発機構(OECD)グリーンシティプログラムについて。
2月8日(水)14時45分~17時30分、北九州国際会議場(小倉駅北側)で。
・対象 18歳以上。
・定員、定数 調整50人。
・申し込みは2月6日までに環境局環境国際戦略課 TEL093・582・3804へ。
○食品安全シンポジウム
「食のリスク情報の見極め方」に関する講演やパネルディスカッションなど。
2月10日(金)13時30分~16時、戸畑市民会館(戸畑駅前、ウェルとばた3階)で。
・問い合わせは保健福祉局保健衛生課 TEL093・582・2435へ。
○シンポジウム「低炭素化社会への岐路~福島原発事故をめぐって」
NHK北九州放送局長・関口博之さんほかによる「原発のリスク管理、低炭素化社会の創出」をテーマとした講演と質疑応答。
2月17日(金)13時30分~17時30分、北九州国際会議場(小倉駅北側)で。
・定員、定数 抽選100人。
・申し込みは、はがき(何人でも)に基本事項を書いて2月13日までに北九州市立大学アジア文化社会研究センター(〒802―8577小倉南区北方4丁目2―1、TEL093・964・4080)へ。
○市民公開講座「正しく知ろう放射線の基礎知識~原発事故を踏まえて」
講師は産業医科大学医学部放射線衛生学講座講師・岡﨑龍史さん。
2月26日(日)11時10分~12時40分、北九州国際会議場(小倉駅北側)で。
・問い合わせは保健福祉局健康推進課 TEL093・582・2018へ。
○地域創生フォーラム
宮城県南三陸町・佐藤仁町長による講演「宮城県南三陸町の被災実態と復興への挑戦」など。
2月19日(日)13~16時、北九州市立大学北方キャンパス(小倉南区北方4丁目)で。
・申し込みは2月15日までに地域創生フォーラム事務局(同大学教務課内) TEL093・964・4209へ。
○出典:
北九州 市政だより 平成24年2月1日 - 情報ステーション 講演会

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【閲覧注意!】研修ビデオ:被爆・汚染傷病者のプレホスピタルケア

「被爆・汚染傷病者のプレホスピタルケア」は被ばく傷病者を搬送する際の注意などをまとめた専門家向けの研修ビデオ(40分36秒)で、平成15年度(2003年度)に国士舘大学体育学部スポーツ医科学科教授・田中秀治氏などの技術指導に基づき財団法人原子力安全研究協会が企画制作したものだ。

冒頭のナレーションで「これからご覧いただく映像は、原子力発電所の管理区域内で定期検査を行っていた作業員の一人が作業中に転落事故を起こし下腿部を骨折、同時に放射性物質による汚染を伴ったという設定です」と事故の設定が述べられる。

現在、東日本の広大な範囲がすっぽり放射線管理区域に相当する汚染を受けているにも関わらず、多くの人々は緊迫感の無いまま日常生活を続けている。まるで原発事故も放射能汚染も無かったのではないかと錯覚してしまいそうになる。

この研修ビデオを見ることで麻痺した感覚を醒まし、放射線管理区域にあるべき緊迫感に思い至ることができるかもしれない。専門家向けの長いビデオだが、一般人も一見の価値がある。

【閲覧注意!】
専門家向けということで、一部に衝撃的な映像(出血場面など)を含んでいます。お子様や心臓の弱い方などの閲覧にはご注意ください。

被爆・汚染傷病者のプレホスピタルケア Part 1 - YouTube

被爆・汚染傷病者のプレホスピタルケア Part 2 - YouTube

被爆・汚染傷病者のプレホスピタルケア Part 3 - YouTube

○出典情報:
・「東日本大震災に関連した医療情報リンク集」の説明文より

被爆・汚染傷病者のプレホスピタルケア
田中 秀治先生(国士舘大学体育学部スポーツ医科学科教授)
被ばく傷病者を搬送する際の注意などをまとめたビデオ
・「ビデオ-被ばく・汚染傷病者のプレ・ホスピタルケア - 緊急被ばく医療研修」の説明文より
 緊急被ばく医療に携わる関係者のうち、特に搬送関係者を中心とした汚染拡大防止措置に焦点をあて、患者発生場所から緊急被ばく医療機関における汚染を伴う患者の受け入れ対応について、医療機関、搬送機関、事業者等の活動が円滑にできることを目的とし、各機関の役割や活動の留意点を解説している。
(40分36秒)
プロローグ(59秒)
被ばく事故発生!(2分47秒)
ワンポイント・レッスン「緊急被ばく医療とは?」(3分03秒)
救急隊の出動(5分01秒)
ワンポイント・レッスン「放射線とは?」(2分03秒)
受け入れ準備(7分49秒)
ワンポイント・レッスン「被ばくと汚染」(2分07秒)
患者の収容(7分11秒)
患者の搬送(7分14秒)
ヘリコプターによる搬送 ~エピローグ~(2分23秒)
このビデオは、文部科学省からの委託事業として、財団法人 原子力安全研究協会が実施した平成15年度「緊急被ばく医療関係者実務研修事業」の一環として、作成したものです。

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Jan 27, 2012

割とマシだった朝日新聞/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ


行政サイドに寄ったNHKローカルニュース西日本新聞に比べると、「インターネットを通じて寄せられた300人超の賛同者のメッセージ」に言及するなど朝日新聞は(意外にも)割とマシだった。残念ながら最後に釜石市のがれき受け入れについて「すでに受け入れない方向を示している」と述べ、釜石市以外のがれき受け入れ可能性を指摘していない。その話題になる前に取材を切り上げて帰ってしまったのだろうか。

以下、当該の新聞記事(紙面からの書き起こし/冒頭の画像は当該紙面のスキャン):

震災がれき拒否 北九州市に要望 女性らのグループ
 東日本大震災のがれきは放射性物質で汚染されているとして、女性らによるグループ「北九州コドモのミライ」(白水弘美代表)が26日、がれきを市内に受け入れないよう求める要望書を北九州市に提出した。
 要望書は「原子力発電所の事故による『汚染』は引き受けることは間違い」とし、受け入れに反対している。要望書のほか、インターネットを通じて寄せられた300人超の賛同者のメッセージなども手渡した。
 北九州市は岩手県釜石市からの受け入れを検討したが、現地処理されることになり「必要なくなった」と撤回。北橋健治市長も25日の定例記者会見で、「(地元の)世論が固まっていない」とし、すでに受け入れない方向を示している。
2012.01.27(金)朝日新聞・朝刊(北九州版)27面
○関連記事:
【急募】賛同者求む/「北九州コドモのミライ」が北九州市に瓦礫受入れ反対の要望書を提出(2012.01.26(木)13時)
IWJが本日1/26(木)13時の「北九州市長及び環境局への汚染がれき受入れ反対の要望書提出」を中継
行政サイドに寄ったNHKローカルニュース/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ
行政サイドに寄った西日本新聞/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ

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行政サイドに寄った西日本新聞/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ


昨日(1/26)のNHKローカルニュースに引き続き、地元紙最大手の西日本新聞も行政サイドに立った印象操作を仕掛けてきた。被災地で処理しなければ現地への経済効果を奪うという話、同席した避難民からの切実な訴え、全国(海外も含む)から寄せられた多数の賛同メール、環境省が出した科学的根拠への疑問など、現場で出てきた他の様々な話題には一切言及せず、要望書の骨子「被災地が困るという意見もあるが、それに対案を出すのは東京電力や国の責任」のみを紹介する記事だ。この記事ならホームページに公開されている要望書を読んで電話取材するだけで書ける。現場を取材したプロの記者が署名記事として掲載するレベルの内容ではない。IWJの中継と比較すれば分かるが、これは「自分勝手に支援を拒んでいる市民団体」という印象操作だ。がれきを受け入れない方が被災地への支援としては合理的だという論点が紹介されていない。

以下、当該の新聞記事(紙面からの書き起こし/冒頭の画像は当該紙面のスキャン):

がれき受け入れ反対 市民団体が申し入れ 北九州市に
 東日本大震災で出たがれきについて、北九州市内の主婦ら5人がつくる市民団体「北九州コドモのミライ」(白水弘美代表)が26日、市役所を訪れ、処理のために受け入れをしないよう求める要望書を市に提出した=写真
 団体は、持ち込まれたがれきが放射性物質に汚染されていた場合、市民の健康に影響が出る可能性があると主張。要望書は「被災地が困るという意見もあるが、それに対案を出すのは東京電力や国の責任」としている。
 要望書は北橋健治市長と今永博環境局長宛てだが、不在で代理者が受理。市は岩手県釜石市の震災がれきを受け入れる可能性はほぼないとし、他の被災地については「市民の理解を得た上で放射線量などを基準に判断する」としている。
(小川俊一)
2012.01.27(金)西日本新聞・朝刊(北九州版)24面
○関連記事:
【急募】賛同者求む/「北九州コドモのミライ」が北九州市に瓦礫受入れ反対の要望書を提出(2012.01.26(木)13時)
IWJが本日1/26(木)13時の「北九州市長及び環境局への汚染がれき受入れ反対の要望書提出」を中継
行政サイドに寄ったNHKローカルニュース/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ

※2012.01.27(金)20:00追記:
下記の関連記事を掲載した:
割とマシだった朝日新聞/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ

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Jan 26, 2012

行政サイドに寄ったNHKローカルニュース/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ


本日(1/26)午後、「北九州コドモのミライ」が北九州市に瓦礫受入れ反対の要望書を提出する様子がNHKローカルニュースで取り上げられた(18:23ごろから約1分35秒、同内容が20:56ごろから再度流れた)。冒頭の画像はその画面キャプチャ。

放射能汚染がれきについてNHKのローカルニュースで取り上げられたのは画期的だったと思う。しかし、行政サイドに寄ったトーンに終始している点が大変残念だ。

IWJの中継をご覧になっていた方はお気づきだと思うが、安全性の判断に関する疑問、真に被災地のためになる支援は何かなど、他に多くの論点があったにもかかわらず、NHKローカルニュースでは全く言及されていない。特に、最後の「北九州コドモのミライ」代表へのインタビュー部分は「たとえ低くても、どんなに低くても、リスクはある可能性が高い。」と「東京電力の責任である汚染物質を受け入れないで欲しい。」という部分のみ切り取っており、さらにご丁寧にその発言の順番を入れ替えている。これは市民が市役所に「いいがかり」をつけに行ったという印象操作だ。ちょっと長いがIWJからすでにアーカイブが出ているのでお時間のある方は是非とも見比べて欲しい。

○関連記事:
【急募】賛同者求む/「北九州コドモのミライ」が北九州市に瓦礫受入れ反対の要望書を提出(2012.01.26(木)13時)
IWJが本日1/26(木)13時の「北九州市長及び環境局への汚染がれき受入れ反対の要望書提出」を中継

○関連映像(IWJのアーカイブ):
IWJの中継をご覧になれなかった方は下記から視聴できる:
ustream.tv ユーザー IWJ_FUKUOKA ①「北九州コドモのミライ」瓦礫受入れ反対要望, IWJ_FUKUOKA1 2012-01-26 0429. 市民
 http://www.ustream.tv/recorded/20012181
ustream.tv ユーザー IWJ_FUKUOKA ②「北九州コドモのミライ」瓦礫受入れ反対要望, IWJ_FUKUOKA1 2012-01-26 0429. 市民
 http://www.ustream.tv/recorded/20012301
ustream.tv ユーザー IWJ_FUKUOKA ③「北九州コドモのミライ」瓦礫受入れ反対要望, IWJ_FUKUOKA1 2012-01-26 0429. 市民
 http://www.ustream.tv/recorded/20012489
ustream.tv ユーザー IWJ_FUKUOKA ④「北九州コドモのミライ」瓦礫受入れ反対要望, IWJ_FUKUOKA1 2012-01-26 0429. 市民
 http://www.ustream.tv/recorded/20013088

○NHKローカルニュースの内容(テキストの全文を書き起こしと画面キャプチャ):

(番組ここから)


CA:被災地のがれき受け入れ反対で申し入れ
NA:東日本大震災で発生した被災地のがれきの受け入れをめぐって北九州市の市民グループが市役所を訪れ、放射性物質が付着したがれきを受け入れることで健康に対するリスクが高まるなどとして、受け入れを行わないよう求める要望書を提出しました。


CA:北九州市役所
NA:要望書を提出したのは北九州市やその周辺に住む主婦などで作る市民グループのメンバー7人で、今日北九州市役所を訪れ、北橋市長などに宛てた要望書を市の担当者に手渡しました。





CA:要望 “がれき受け入れで健康被害リスク高まる”→受け入れないよう求める
NA:要望書でメンバーは「放射性物質が付着したがれきを被災地から受け入れることで健康被害へのリスクが高まる」などとして、がれきの受け入れを行わないよう求めています。


CA:北九州市 釜石のがれき“現地処理に一定のメド 受け入れる必要なくなった”
NA:北九州市は去年10月の国の調査に対し、最大で年間4万トンのがれきを受け入れられる可能性があると回答していますが、同じ製鉄の町として復興支援を続けてきた岩手県釜石市のがれきについては、先週開かれた市議会で「現地での処理に一定のメドが立った」として「受け入れる必要がほぼなくなった」と説明してます。



CA:北九州市 “ほかの被災地のがれき受け入れについては市民の理解得たうえで検討”
NA:今後、ほかの被災地のがれきを受け入れるかどうかについては、安全性の確認を行うとともに、市民の理解を得たうえで検討するとしています。


CA:市民グループ代表 白水弘美さん
白水:たとえ低くても、どんなに低くても、リスクはある可能性が高い。東京電力の責任である汚染物質を受け入れないで欲しい。

(番組ここまで)

※2012.01.27(金)08:15追記:
○下記のブログ記事を掲載しました:
行政サイドに寄った西日本新聞/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ

※2012.01.27(金)20:00追記:
下記の関連記事を掲載した:
割とマシだった朝日新聞/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ

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IWJが本日1/26(木)13時からの「北九州市長及び環境局への汚染がれき受入れ反対の要望書提出」を中継

IWJが本日1/26(木)13時からの「北九州市長及び環境局への汚染がれき受入れ反対の要望書提出」を中継します。以下、関連TW:

@iwakamiyasumi
岩上安身 【IWJ_FUKUOKA1】 1月26日13:00~北九州市長及び環境局への汚染がれき受入れ反対の要望書提出 を中継します。詳細 http://bit.ly/vGoNsF 福岡Ch1→( #IWJ_FUKUOKA1 live at http://bit.ly/j52aJ4 )

2012.01.26 11:18

関連記事:
【急募】賛同者求む/「北九州コドモのミライ」が北九州市に瓦礫受入れ反対の要望書を提出(2012.01.26(木)13時

2012.01.26(木)21:05追記:
○IWJから下記の通りアーカイブが出ている。中継を見損なった方は下記から視聴できる:
ustream.tv ユーザー IWJ_FUKUOKA ①「北九州コドモのミライ」瓦礫受入れ反対要望, IWJ_FUKUOKA1 2012-01-26 0429. 市民
 http://www.ustream.tv/recorded/20012181
ustream.tv ユーザー IWJ_FUKUOKA ②「北九州コドモのミライ」瓦礫受入れ反対要望, IWJ_FUKUOKA1 2012-01-26 0429. 市民
 http://www.ustream.tv/recorded/20012301
ustream.tv ユーザー IWJ_FUKUOKA ③「北九州コドモのミライ」瓦礫受入れ反対要望, IWJ_FUKUOKA1 2012-01-26 0429. 市民
 http://www.ustream.tv/recorded/20012489
ustream.tv ユーザー IWJ_FUKUOKA ④「北九州コドモのミライ」瓦礫受入れ反対要望, IWJ_FUKUOKA1 2012-01-26 0429. 市民
 http://www.ustream.tv/recorded/20013088

○下記の関連記事を掲載した:
行政サイドに寄ったNHKローカルニュース/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ

※2012.01.27(金)08:15追記:
○下記のブログ記事を掲載しました:
行政サイドに寄った西日本新聞/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ

※2012.01.27(金)20:00追記:
下記の関連記事を掲載した:
割とマシだった朝日新聞/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ

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Jan 24, 2012

【急募】賛同者求む/「北九州コドモのミライ」が北九州市に瓦礫受入れ反対の要望書を提出(2012.01.26(木)13時)

北九州コドモのミライ」が明後日1/26(木)13時北九州市に提出する瓦礫受入れ反対の要望書(「放射性物質のついた汚染がれきを受け入れないでください」)の賛同者を緊急に募集している賛同者リストを提出時に添付することで行政に対する訴求力を高めることを狙っているようだ。

同会が先週1/16(月)公開した要望書を読んだが、無駄な論争を招く技術論や感情論をバッサリ省いた原則論が簡潔にまとまっている。以下、同会ブログ掲載の要望書:

要望書


北九州市長 北橋健治 様
北九州市環境局長 今永博 様


放射性物質のついた汚染がれきを受け入れないでください

2011年3月11日に東日本大震災によって多くの人命が損なわれました。この「天災」により生じた災害廃棄物は、原子力発電所の事故により「汚染」されてしまいました。

東京電力が放出した放射性物質を議論もなされないまま、地方が引き受けることは間違っています。本来なら汚染者である東京電力や国自身が地方をまわって、受け入れてくれるように真摯な姿勢を示し、受け入れ側の市民が納得できるような安全対策をするべきです。地方行政と地方住民、被災地と地方住民が争う話ではありません。

我々が全力で助けなければならないのは、「天災」によるものです。原子力発電所の事故による「汚染」は引き受けるのは間違っています。

「それでは被災地が困る」という意見もありますが、それについて対案を出すのは、東京電力や国の責任です。被災地も私たちも、東電や国がしっかりと責任を果たすことを望んでいます。

よって下記のことを要望いたします。


1.放射性物質によって汚染された、東日本大震災の廃棄物を北九州市内で受け入れないでください。
またこの件に関しての経緯と結果を、平成24年2月24日までに、教えてください。

以上。

下記に関連する同会のブログ記事を挙げる。賛同者へのエントリーに関心のある方は参照して欲しい北九州市在住で無くとも構わないそうだ。賛同者は多ければ多いほどインパクトがあると思う。

○関連記事:
北九州市に瓦礫受入れ反対の要望書を提出する予定です
瓦礫反対【北九州市への要望書】提出日時決定しました!
【緊急】瓦礫反対、北九州市への要望書賛同者募集

今回の要望書提出は同会の独自活動なので、賛同者のエントリーは上記ブログ記事から送って欲しい

同会とは昨年8月に学校給食に関する質問状を共同発信した。同会(「北九州コドモのミライ」)は旧「ふくおかの大地と自然を守ろう!わらびの会」が昨年末に名称変更したものだ。

○参考記事:
北九州市立で給食のある学校の校長先生方へ(公開質問状:学校給食における放射能対策について)
北九州コドモのミライが立ち上がりました

○2012.01.26(木)11:52追記:
下記の関連記事を掲載した:
IWJが本日1/26(木)13時の「北九州市長及び環境局への汚染がれき受入れ反対の要望書提出」を中継

2012.01.26(木)21:05追記:
○下記の関連記事を掲載した:
行政サイドに寄ったNHKローカルニュース/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ

※2012.01.27(金)08:15追記:
○下記のブログ記事を掲載しました:
行政サイドに寄った西日本新聞/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ

※2012.01.27(金)20:00追記:
下記の関連記事を掲載した:
割とマシだった朝日新聞/北九州市の市民グループが被災地のがれき受け入れ反対で北九州市に申し入れ

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Jan 21, 2012

要検証:フクシマ由来の放射性物質が南半球に到達か(オーストラリア東海岸0.8μSv/h、ニュージーランド南東海岸0.33μSv/h)


オーストラリア東海岸のカラウンドラで0.8μSv/h(2012年1月8日18時30分のピーク値)が報告されている。このピーク値付近での変動が約20分間ほど続いたそうだ。現地で4年前から計測しているPeter Daley氏が翌日1/9付けでブログに発表し、その後、1/14付けで地元新聞が記事を掲載している。過去4年間の平均で0.1μSv/h、同最大値で0.2μSv/hとのことなので、ピーク値は平均の8倍になる。また、同氏ブログ記事にニュージーランド南東海岸のダニーデンで同氏の測定の2日後(1/10)に車の窓の雨滴を拭きとって0.33μSv/hバックグラウンドは0.12μSv/h)だったことが紹介されている(ブログ記事の掲載後に情報が寄せられ後日追記したものと思われる)。冒頭の画像はカラウンドラとダニーデンを示す地図だ。


上の画像はPeter Daley氏ブログに掲載のグラフで問題の放射線量率の急上昇を示している。ただし、このグラフはプロット間隔が粗いためピーク値の0.8μSv/hが示されていないとのことだ。


上の画像は地元新聞に掲載された写真で、測定者のPeter Daley氏、測定データのグラフ、測定に用いた機器が映っている。背景を見るとなんとなく和室っぽい気がするが、Peter Daley氏の自宅だろうか?

同氏ブログで紹介されている米国のブロガーの関連ビデオでは、これらがフクシマ由来の放射性物質が気流の「ポンピング」で南半球に到達したものではないかという仮説が示されている。

中村コメント:
これだけではフクシマ由来かどうかは分からない要検証の測定データだ。測定グラフを見ると放射線量率が急上昇する直前に一時的に急下降しているが、合理的な説明がつかない他の地域や測定者によるデータが欲しいところだ。オーストラリア等の南半球への避難を警戒すべきかどうか、現時点では判断を留保せざるを得ない。引き続き関連情報が入り次第この記事に追記したい。

○関連リンク(全て英文ページです):
Brief large spike in local background radiation. What caused it Sunshine Coast Computer Club(Peter Daley氏ブログ記事)
Radiation cloud 'not harmful' Sunshine Coast News Local News in Sunshine Coast Sunshine Coast Daily(地元新聞の掲載記事)
Caloundra, Queensland, Australia(Googleマップ)
Dunedin, Otago, NZ(Googleマップ)

○関連ビデオ(英語です):
Massive Radioactive Cloud Engulfs Brisbane Australia; Troubling Implications For US West Coast - YouTube

○参考:
警告:カナダや米国(アメリカ合衆国)といった北米への避難には慎重な調査が必要

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Jan 20, 2012

書籍メモ:原発危機と「東大話法」(安冨歩)

原発危機と「東大話法」(安冨歩)を発注した。政府やマスコミが流す「安全デマ」を見破るヒントが得られると期待している。読後レビューは後日この記事に追記する予定。

以下、アマゾンから書籍の説明を抜粋:

原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語― [単行本] 安冨 歩 (著)
価格: ¥ 1,680

内容紹介
福島第一原発事故に大きな衝撃を受けた著者は、その後の国や東京電力の対応、そして一般の人々のふるまいに唖然とする。いったい原発で何が起こっているのか、事故はどの程度のものなのか。放射能はどこまで広がったのか。いっこうに情報が出てこない。枝野官房長官は「ただちに影響はありません」を繰り返すばかり。多くの人たちは、放射能がまき散らされたのを知っても、パニックにもならず、以前と変わらぬ生活を送っているように見える。いったいこれはどうしてなんだ!そこから著者が感じたのは、現代日本人と原発との関係は、戦前の日本人と戦争との関係によく似ているということ。勝ち目のない戦争を続け、原爆を投下されてもなお戦争をやめることのできなかった戦前の日本と同様の何かがあるのではないか。そう感じ、そのような視点で日本社会を眺めてみると、そこに共通して浮かび上がってきたのは欺瞞的な言語体系だった。
社会が暴走を始めるとき、きまって言葉の空転が起こるというのは、著者がこれまでの研究で確信していることで、今回の福島第一原発事故でも同様に、欺瞞的な言葉があふれだした。そもそも、欺瞞的言語は、原子力を推進する側が多用してきたものであり、原子力は安全と言い換えられ、事故は起こらないとされ、それを私たちが信じてきた結果、今回の事故が起こったのだ。あれほどの事故後も、その欺瞞的言語は使われ続けた。
その欺瞞的言語体系の代表が「東大話法」である。もう二度とあのような事故を繰り返さないためには、欺瞞的言語と決別しなければならない。そのような問題意識のもとで、著者が欺瞞に満ち溢れたと思われる原発をめぐっての言説を取り上げ、徹底解析。御用学者の発言や東大話法を駆使する池田信夫氏のブログを検証し、欺瞞的言語の悪質性を明らかにするとともに、欺瞞的言語を生みだす日本社会の構造を明らかにする。

「東大話法」とは?
日本社会に蔓延する代表的な欺瞞的言語体系を支える重要な話法の1つ。詳細は規則一覧を参照。最近では、原子力を推進し、大事故が起こってもなお、原発維持を貫こうとする人たち、脱原発指向を小馬鹿にする人たちによく見られる。東大に限定されるわけではないし、東大に関係のない多くの人も使用。ただ、東大という権威を利用すると、その威力は倍増する。

著者について
1963年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、ロンドン大学政治経済学校(LSE)滞在研究員、名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科・情報学環助教授を経て、東京大学東洋文化研究所准教授、2009年より同教授。博士(経済学)。著書に、『「満洲国」の金融』『貨幣の複雑性』(以上、創文社)、『複雑さを生きる』(岩波書店)、『ハラスメントは連鎖する』(共著、光文社新書)、『生きるための経済学』(NHKブックス)ほか。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
安冨 歩
1963年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、ロンドン大学政治経済学校(LSE)滞在研究員、名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科・情報学環助教授を経て、東京大学東洋文化研究所准教授、2009年より同教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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Jan 07, 2012

【マンガ】原発問題(と放射能対策)を医療に当てはめてみた

瓦礫受け入れに関して、学者との正常なコミュニケーションは回復可能か」を読んで色々と考えているうちに以下に示す「お話」を思いついた。原発問題(と放射能対策)を医療に当てはめてみたものだ。オリジナルのマンガも描き起こしている。

【「お話」ここから】

あなたは病気で入院しました。医師の治療を待っている患者です。

医師は「最新の医療器具です」「安全です」と言って小さくて黄色い謎の医療器具を紹介した。


そして、十分な説明も無いまま、気が付くと全身に54個も装着されていた。その医療器具からは毒が漏れ出している。

ある日、医療器具のうち4個が爆発して毒を撒き散らした。あなたは爆発した箇所に重傷を負った。

あなたはすぐに「この医療器具を取り外して下さい」「毒を取り除いてください」と医師に求めた。しかし、医師はその正反対のことを始めた。「医療器具を取り外すと生きていけない」と言ってさらに治療器具を装着し始めた。

せめて毒を取り除いて欲しいと思ったが、医師は「毒の量は少ないので問題ない」「一箇所だけ痛むと良くないので全身に散らして痛みを分けよう」と言って毒をわざわざ体の隅々にばら撒いている。

この医者は他の患者にも同じ治療器具をどんどん取り付けるそうだ。

【「お話」ここまで】

○解説:
医療では「説明と同意」(インフォームド・コンセント)が重視されている。医者が説明責任を果たし、患者はその説明を元にどのような治療を受けるか自己決定を行う、というシステムだ。他の医師からセカンドオピニオンを取ったり、他の医師に乗り換えたりすることもできる。

今のところ原発問題(と放射能対策)で同じシステムを適用できる見込は無いと思うが、問題を考えるヒントにはなるかもしれない、という淡い期待を持ちつつ書いて(描いて)見た。

○参考:
瓦礫受け入れに関して、学者との正常なコミュニケーションは回復可能か - Togetter
インフォームド・コンセント - Wikipedia

○2012.02.13(月)11:03追記:
下記の関れ記事を掲載した:
冷温停止状態(想像図)/state of cold shutdown(imaginary picture)

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