メモ:【閲覧注意!】千葉市におけるイリジウムによる放射線被ばく事故(1971年9月)
財団法人高度情報科学技術研究機構ホームページより、強力な放射線源で被ばくした放射線急性障害についての貴重な資料:
・千葉市におけるイリジウムによる放射線被ばく事故 (09-03-02-11) - ATOMICA -
注目すべきはその画像資料(いずれも外部リンク)だ。
以下は【閲覧注意!】なので小さなお子様などには配慮して欲しい:
・図1 工員により拾われた192Irの線源
・図2 臀部に見られた放射線による潰瘍(急性症状)
・図3 被ばく22年後に見られた指の拘縮と骨の萎縮
図1の「鉛筆」くらいの小さな線源でも強力なエネルギーを発していることが理解できるだろう。
図2の潰瘍は褥瘡(じょくそう、床ずれ)を連想させるが症状としては火傷に近いのだろう。
図3の拘縮と萎縮は覚悟してみないとトラウマになるかもしれない。
食物による内部被曝の場合はさすがに鉛筆サイズの線源ということではないが、微粒子とはいえこのような強力なエネルギー源を体内に取り込むことによる危険を想像する上で参考になると思う。
« メモ:木下黄太氏講演会(福岡県春日市/2011.09.03(土)) | Main | 「だろう運転」ではなく、「かもしれない運転」を心掛ければ、事故のリスクを大幅に低減することができます(独立行政法人日本原子力研究開発機構ホームページ) »
「放射能対策」カテゴリの記事
- スイス・メテオメディア社のシミュレーション画像に「カラーバー」混入(2012年08月26日)(2012.08.27)
- 肺がん症例の16%はラドンガスの可能性(カナダ保健省の研究/2012年8月17日付け「ナショナル・ポスト紙」より)(2012.08.17)
- チェルノブイリ由来か?日食プレミアムピュアオートミールから1キログラム当たり7ベクレルのセシウム137を検出(2012年8月1日/香港食物環境衛生署食物安全センター)(2012.08.02)
- 警告:明後日2012年5月23日(水)未明に放射能が九州北部に到達の恐れ(2012.05.21)
- 北九州市長・北橋健治様:出席督促書に不服です/家庭での内部被曝を放置して「食育」を主張する教育委員会から2回目の出席督促書(2012年03月13日付け)(2012.03.15)
The comments to this entry are closed.
Comments