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Aug 19, 2011

「日本の5年後(2016年)」が想像できない人へ:チェルノブイリ原発事故の5年後(1991年)

以下のビデオはチェルノブイリ原発事故から5年後の1991年(チェルノブイリにとっては「20年前」)の状況を描いたものだ。これを見れば「日本の5年後」が少しは想像できると思う。

悲惨な子供たちが多数登場する。可愛い我が子を同じ様な目に会わせたいと思う親はいないはずである。しかし、現実には様々な理由を付けて目を背けている大人が多いのではないだろうか。

個人的には「日本の5年後」はこれをはるかに上回る事になるだろうと考えている。


○ビデオで登場する用語の解説
・白ロシア共和国:現在のベラルーシ共和国
・バイオプシー:生体組織診断


チェルノブイリ小児病棟_01

チェルノブイリ小児病棟_02

チェルノブイリ小児病棟_03

チェルノブイリ小児病棟_04

チェルノブイリ小児病棟_05


参考:
下図は放射能防御プロジェクトが8/8(月)に発表した首都圏土壌調査の結果のうち「MAP」(PDF、501KB)の画面キャプチャだ:

これは「首都圏」の土壌調査の結果であり「福島県」ではない。

下記はチェルノブイリでの汚染マップを福島を中心にした日本地図に重ねたものだ。ネットでしばし用いられているが出典は不詳だ。この図と、上の首都圏土壌調査の図を併せて見れば、福島県の被害がチェルノブイリの被害を上回っている事は想像に難くない。

また、土壌汚染が少ない九州や北海道といった地域であっても、現在進められている放射能汚染がれき拡散や放射能汚染食料拡散(いずれも意図的な流通)によって日本全国どこでも同じリスクを負うことになる。



「日本の25年後(2036年)」は想像できるだろうか。下記のビデオは2011年すなわち「チェルノブイリの現在」の状況を描いている。これを見れば「日本の25年後(2036年)」が想像できるかもしれない。


日本の5年後および25年後は想像できただろうか。子供たちの将来の健康と生命を守るために、絶望的な状況でも目をそらさず見て欲しい。そして、何をすべきか判断し行動して欲しい。行動しない言い訳を考えるのではなく、どうやったら少しでも状況を改善できるかを考えて欲しい。それが大人の責任だと思う。

関連記事:
遅きに失した首都機能移転/オーストラリア放送協会によるスクープ
福島県が公開した「子供向け放射線対策パンフレット」
放射性物質の拡散(意図的な流通)を止めなければ全国が惨状に見舞われる/キエフ病院の子供たち 2011 - 原発事故のもたらしたもの
まだ東日本で「がんばろう」とお考えの皆様、子供たちだけでも避難できませんか?
メモ:首都圏土壌調査結果(放射能防御プロジェクト)

※2011.08.19(金)09:25追記:
下記の関連記事を掲載した:
警告:カナダや米国(アメリカ合衆国)といった北米への避難には慎重な調査が必要

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Comments

いつも貴重な情報をありがとうございます。

地図を重ねると県の区切りが笑えるほど小さいですね。こんな区切りのせいで、知事が意地を張って?被害を拡大している面もあるのではないか?

住民の避難に公の支援が必要なのは間違いない。国が動かなければ、大規模な救済は不可能。

それでは国を動かすには?いままでは動き出すまでにものすごい犠牲を必要としたが、今度はそうはしたくないです。

Posted by: 十五夜 | Aug 19, 2011 at 09:00 AM

十五夜 さん、コメントありがとうございます。

放射能の影響の前には都道府県どころか国家の枠組みさえ無意味ですね。

Posted by: 中村友一 | Aug 27, 2011 at 01:17 PM

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