情報:2011年4月22日(金)朝~23日(土)朝にかけ九州で降雨時に放射能水準が微増
九州地方では2011年4月22日(金)朝~23日(土)朝にかけ断続的に降雨があったが、文部科学省データ(下記)によると、当該時間帯に九州地方の放射能水準が微増していることが分かった:
・環境放射能水準調査結果(都道府県別)[平成23年4月22日(金曜日)19時00分版]
(PDF:198KB)(念のためキャッシュ)
・環境放射能水準調査結果(都道府県別)[平成23年4月23日(土曜日)19時00分版]
(PDF:165KB)(念のためキャッシュ)
※データ詳細:
・4/22(金)朝(降雨前)までの値 0.036~0.037[μSv/h]。
・4/22(金)朝08:00~夕17:00(断続的に降雨)の値 0.038~0.042[μSv/h]。
・4/22(金)夕17:00~夜19:00(ほぼ降雨なし)の値 0.036~0.037[μSv/h]。
・4/22(金)夜19:00~朝04:00(翌日4/23(土))(断続的に降雨)の値 0.038~0.049[μSv/h]。
※前回同様、この値の上昇を引き起こした放射性物質の由来は福島第一原発ではなく中国から飛来した黄砂の可能性なども考えられるが、参照データがないため特定できない。
先週の記事「情報:本日2011年4月18日(月)午後以降に放射能が九州地方に達する可能性」の最後に画像を掲載しているノルウェー気象研究所4/17(日)12:00UTC(日本時間・同日未明)発表の汚染シミュレーションを見ると、九州地方は4/20(水)12:00UTC(日本時間・同日未明)に汚染範囲から抜けている。それ以降の汚染予想範囲を継続して確認していたが、現時点までに九州地方は汚染範囲にかかっていない。途中の汚染予想の画像を一部保存しているので下記にキャッシュを掲載しておく(UTCと日本時間は+9時間の時差があるので表示を-9時間すると日本時間になる):
引き続き、関連する最新情報は随時カテゴリ「放射能対策」にて報告する。
「放射能対策」カテゴリの記事
- スイス・メテオメディア社のシミュレーション画像に「カラーバー」混入(2012年08月26日)(2012.08.27)
- 肺がん症例の16%はラドンガスの可能性(カナダ保健省の研究/2012年8月17日付け「ナショナル・ポスト紙」より)(2012.08.17)
- チェルノブイリ由来か?日食プレミアムピュアオートミールから1キログラム当たり7ベクレルのセシウム137を検出(2012年8月1日/香港食物環境衛生署食物安全センター)(2012.08.02)
- 警告:明後日2012年5月23日(水)未明に放射能が九州北部に到達の恐れ(2012.05.21)
- 北九州市長・北橋健治様:出席督促書に不服です/家庭での内部被曝を放置して「食育」を主張する教育委員会から2回目の出席督促書(2012年03月13日付け)(2012.03.15)
The comments to this entry are closed.
Comments