【写真解析】宮地真緒のUFO？（APR2008）

Yahoo!ニュースに「宮地真緒　UFOを2機目撃し、証拠写真を撮影」という記事が掲載されていたので元ののブログの記事に掲載されていた写真を解析してみた。上記は私が補正して２個の対象（UFO？）を判別しやすくした画像（手動レベル補正→反時計回り60度回転→拡大×２→トリミング）だ（クリックすると「拡大×４」の画像が表示される）。夕焼け空に白っぽい筋が２箇所に現れているのだが、お分かりになるだろうか？

念のためオリジナルの写真を下記に示す：

元のブログ記事によると「2機飛んでたんだよ！！」とのことだが、オリジナルの写真からはほとんど判別できなかったため、分かりやすいよう補正し、冒頭の画像となった。

オリジナルは白っぽい空だが、補正画像では夕焼け空になっている。後述の埋め込み情報から分かる通り撮影日時が2008年4月6日（日）18:17であること、オリジナルの写真はかなり色情報が偏っていることなどから、実際に見た色調は補正画像の方が正確に再現していると考えられる。

露出時間が1/185になっていること、手前の住宅が手ブレなしに写っていることなどから、長時間露光ではないことが分かる。これが高速移動による筋だとすると、そもそも一瞬（おそらく数秒）で視界から消えてしまうことになるので、筋状になっているのは高速移動による残像ではなく、筋状の形状をした何かが写っているということになる。

これらを総合すると、２個の白い筋の正体は飛行機雲を引きながら飛行している２機のジェット旅客機ではないかと思われる。

さてさて、本当は一体何だったのだろう？！

●オリジナルの写真（JPEG）には下記の情報が埋め込まれていた（拾い出すことのできた全項目を掲載）：
・ファイル名：10057537663.jpg
・画像方向：0番目の行が上、0番目の列が左
・YCC画素構成(YとCの位置)：中心
・画像の幅の解像度：72
・画像の高さの解像度：72
・画像の解像度の単位：ｲﾝﾁ
・ﾌｧｲﾙ変更日時：2008/4/6 18:17
・画像ﾀｲﾄﾙ：080406_1817~01
・画像入力機器ﾒｰｶｰ名：KDDI-SN
・画像入力機器のﾓﾃﾞﾙ名：W52S
・Exif IFD Pointer：212
・露出時間：1/185
・Fﾅﾝﾊﾞｰ：F3.2
・ISO感度：100
・Exifﾊﾞｰｼﾞｮﾝ：220
・原画像ﾃﾞｰﾀの生成日時：2008/4/6 18:17
・ﾃﾞｼﾞﾀﾙﾃﾞｰﾀの作成日時：2008/4/6 18:17
・各ｺﾝﾎﾟｰﾈﾝﾄの意味：YCbCr
・ｼｬｯﾀｰｽﾋﾟｰﾄﾞ：7.5EV(1/185)
・露光補正値：0.0EV
・測光方式：中央重点測光
・光源：不明
・ﾌﾗｯｼｭ：No flash function
・ﾚﾝｽﾞ焦点距離：3.8mm
・対応ﾌﾗｯｼｭﾋﾟｯｸｽﾊﾞｰｼﾞｮﾝ：100
・色空間情報：sRGB
・実効画像幅：240
・実効画像高さ：432
・ｶｽﾀﾑ画像処理：Normal process
・撮影ﾓｰﾄﾞ：Auto exposure
・ﾎﾜｲﾄﾊﾞﾗﾝｽﾓｰﾄﾞ：Auto white balance
・ﾃﾞｼﾞﾀﾙｽﾞｰﾑ：0
・ｼｰﾝ撮影ﾀｲﾌﾟ：ｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞ
・被写体の距離範囲：unknown

●冒頭の補正画像のトリミング前の画像を下記に示す：