« 「アサヒる」の正しい意味は?(久々に@nifty投票) | Main | Establishment of the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology emblem and logo(October 31, 2007)/「文部科学省シンボルマーク」を新たに制定(平成19年10月31日・文部科学省) »

Nov 27, 2007

エクサフラッド(exaflood:データの大洪水)の深刻度は「2000年問題」よりはるかに大きい/数年内にインターネットでデータ大洪水が発生(Japan.internet.com)

エクサフラッドexafloodデータの大洪水)とは、インターネットの利用が急増し世界中のネットワーク容量の限界を越えてしまう状態を予言した言葉だ。こういう事態に陥るのではないか?とは以前から薄々感じていたのだが、具体的な研究に基づく「警告」が記事になった意義は大きいだろう。

人気blogランキングに参加しています。一押しで順位が上がります。よろしくお願いします!人気blogランキングへ
順位案内用

物理的な回線容量はそう簡単に増やせるものではないが、それに対してインターネットの使用量は近年になって爆発的に増えている。逼迫しない方が不思議だと、以前から不安を感じていた。

下記の引用記事を読むと背筋も凍るような恐ろしい事態が待ち構えているように思う。何も対策しなければ、段々ネットワークの輻輳が多くなり、そのうち完全に使えくなってしまう時期が来るはずだ。

下記の引用記事では対策としてハード的な増強を行う場合の費用算出をしているが、それは本質的ではない。ハードだけの対策だと、どっちにしても、近いうちに限界が来るだろうから。

私が最も恐れるのは、現在は使い放題のインターネットが、以前そうだったように、再び従量課金に戻ってしまうことだ。そうなるとおそらく、我々の仕事のスタイルは15年前に逆戻りせざるをえない。考えるだけで恐ろしい事態だ。

「2000年問題」(→Wikipedia)が大したことなかったから「またか」とバカにする方々がいるかもしれない。しかし、エクサフラッドの深刻度は「2000年問題」よりはるかに大きい。

2000年問題」のとき、私は「こんなことでどうして世間が騒いでいるの?」と鼻で笑っていた。なぜなら、日付の計算を誤ることで生じる損害は非常に限定的だと知っていたからだ。損害が予測される業界は事前に正確な対策を打ち、実際に大きな問題は発生しなかった。しかし今は逆に、もし、世間がエクサフラッドの問題を深刻に捉えないならば「どうして世間は騒がないのか?」と驚かざるを得ない。

エクサフラッドによって予想される損害は極めて広範囲に及ぶ。また、「2000年問題」が騒がれていたころよりインターネットに対する我々の依存度が格段に大きくなっている点も重要な要素だ。

どういう結果になるかまだ分からないが、いまのうちに「インターネットが使えなくなる日」の到来に備えておく必要があるのかもしれない。

以下、引用記事:


数年内にインターネットでデータ大洪水が発生?
著者: Susan Kuchinskas
▼2007年11月26日 09:00 付の記事  オリジナル版を読む
■海外internet.com発の記事

溢れんばかりに増えるデジタルメディアをインターネットが支えきれなくなるかもしれない、と新しい調査研究が警告している。

調査会社 Nemertes Research が実施し、非営利団体 Internet Innovation Alliance (IIA) が配布している同調査研究よると、2年余りのうちに北米および世界の両方で、一般消費者と企業によるインターネット利用がネットワーク容量の限界を超えるおそれがあるという。

IIA の共同会長を務める Larry Irving 氏は、声明の中で次のように述べている。「この驚愕の調査分析は、インターネットが直面している重要な問題を明らかにしている。われわれはネットワーク容量を増強するために必要な措置をとる必要があり、さもないとインターネットが渋滞しインターネット サービスを大混乱させるおそれがある。Nemertes の研究成果は、『エクサフラッド』(exaflood:データの大洪水) が起りつつあることを示す証拠だ」

エクサフラッドという単語は、Discovery Institute のシニアフェローで、『Gilder Technology Report』紙の寄稿編集者である Bret Swanson 氏による造語で、『Wall Street Journal』(WSJ) 紙に寄せた2007年1月の記事中で使われたものだ。

この単語は、10億ギガバイトを意味する「エクサバイト」に由来している。つまりエクサフラッドとは、オンラインビデオや今後に登場するデジタルメディアが引き起こす「迫り来るデータ大洪水」と Irving 氏が呼ぶものを指す言葉だ。

実際の研究報告は、それほど人騒がせな内容ではない。事実、同研究報告では、2010年頃にインターネットがアクセス容量の危機に直面するかもしれないが、インターネットは冗長かつ自己防衛的なアーキテクチャをもつため、研究者たちはインターネットが崩壊するとは考えていないと明言している。

だが同研究報告は一方で、特に飽和したブロードバンド リンクでファイルをダウンロードするときなど、ユーザーがインターネットの一時停止や機能低下を体験する可能性があるとも述べている。

Nemertes によると、需要と容量のギャップを埋めるのに必要な投資額は、米国においては420億ドルないし550億ドルで、主にブロードバンド アクセスの容量増強に費やされることになるという。世界全体で必要な投資額は1370億ドルと推定されており、やはり主な対象はブロードバンドとされている。


※人気blogランキングに参加しています。このブログが面白いまたは役に立ったとお感じになった時に「人気blogランキングへ」をクリックしてください。お1人様1日1回までカウントされ、ランキングに反映されます。

|

« 「アサヒる」の正しい意味は?(久々に@nifty投票) | Main | Establishment of the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology emblem and logo(October 31, 2007)/「文部科学省シンボルマーク」を新たに制定(平成19年10月31日・文部科学省) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference エクサフラッド(exaflood:データの大洪水)の深刻度は「2000年問題」よりはるかに大きい/数年内にインターネットでデータ大洪水が発生(Japan.internet.com):

« 「アサヒる」の正しい意味は?(久々に@nifty投票) | Main | Establishment of the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology emblem and logo(October 31, 2007)/「文部科学省シンボルマーク」を新たに制定(平成19年10月31日・文部科学省) »