「内定」と言う不思議な言葉
元々の意味は「非公式に・内々に・こっそりと決定する」といったところだろうか。しかし、実際には「内定したよ!」と言うと公式な決定とみなされている。
それに現実な話として、内定を取り消す時は採用した側も採用された側もそれなりの責任を問われるのが普通だ。同じような言葉に内々定というのもあってさらに訳がわからない。
じゃあ、内定でなければ正式にはどういうのだろうか?任命とか辞令交付になるのかな?
他の言葉で言うと、条約の署名と批准の関係に似ている。しかし人事の「内定」と言うと、少なくとも採用に関する決定は公式なものだからちょっと違うかな。
なぜ今こんな事を気にしているかと言うと、甘利経産相が設置した地震対策委員会委員長に東大の斑目春樹教授が内定した、とニュースで聴いたからだ。
この場合、委員長として正式に任命されるまでにまだ何か必要な手続きが残っているのだろうか?
全く不思議な言葉だ。ことばおじさんに聞いてみようかな。
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