全身麻酔で虫歯治療の女児、急性心不全で死亡…山梨
同様の事故で、5年前(2002年6月15日)にも埼玉で4歳の女児が死亡している。今回の事件を見て、すぐに思い出した。
関連資料:
・第17回 虫歯治療の麻酔で小児死亡 2002/09/14
(石井歯科クリニック)
・歯科治療の麻酔で女児死亡、遺族が提訴へ 埼玉・深谷
(06/05/13 朝日)(提言・医療情報PICKUP)
5年前の事件は歯科医による事前のアレルギーのチェックが甘かった事が原因だったようで、何年ももめた上、昨年裁判になっている。
今回の事件の原因はまだ全く分からないが、本人が知的障害を持っておりで危険防止のため「全身麻酔」にしたなど、5年前の事件とは状況はかなり違う。また、記事を読む限り良心的な歯科医だったかどうか判断しがたい。
小さな子供を持つ親にとって、非常に気に掛かる事件だ。情報が入り次第、続報を書きたい。
以下、元になった記事の引用:
全身麻酔で虫歯治療の女児、急性心不全で死亡…山梨
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070706i413.htm
山梨県は6日、県立あけぼの医療福祉センター(同県韮崎市、佐藤英貴所長)で5日、全身麻酔で虫歯の治療を受けていた同県甲斐市の女児(9)が心停止状態となり、約6時間後に死亡したと発表した。
死因は急性心不全で韮崎署が司法解剖を行い、詳しく調べている。
同センターによると、治療は、5日午前10時15分に全身麻酔を施された後、同50分から始まった。午後2時ごろ、突然、女児の容体が急変、心停止状態になった。一時、心拍が再開し、甲府市内の病院に搬送されたが、同7時50分過ぎに死亡が確認された。
治療は、県歯科医師会から派遣された男性歯科医、麻酔科の女性医師ら7人が行った。女児は重度の知的障害を持ち、手術中に動いてけがをする恐れがあったため、全身麻酔を施したという。同センターは「適切な方法で治療は終盤まで順調に行われていた。どうしてこうなったか全くわからない」としている。
同センターでは2006年度に、全身麻酔による歯の治療を16件行っている。同センターは、児童福祉法に基づいて重度の障害を持つ子どもたちの入所、通園を受け入れる施設で、県内で唯一、障害者専門の歯科を設けている。
(2007年7月6日21時42分 読売新聞)
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