中国で川の水に触れた60人以上が病院へ
昨日、中国でガン患者が増加と言う記事を書いたばかりだが、今日もまた強烈なニュースだ。以下、記事引用:
中国で川の水に触れた60人以上が病院へ
2007年06月20日 23:16 発信地:北京/中国
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2007年6月11日、藻に覆われた、安徽(Anhui)省合肥(Hefei)の巣湖(Chaohu)。(c)AFP
【6月20日 AFP】新華社通信(Xinhua)は20日、安徽(Anhui)省で汚染された川の水に触れた60人以上が、皮膚の異常を訴え病院で手当てを受けていると伝えた。
被害者らは19日に、安徽省の東部に流れるJindong川(Jindong River)で死んだ魚を捕ったり洗濯物をした数時間後に、皮膚が焼けるような痛みを訴えたという。
地方自治体によると、水面には油のようなものが見受けられるが、汚染の原因はまだ解明されていないという。また、被害者のうち9人は入院しており、他はすでに帰宅したと伝えられた。
中国では水質汚染の報告が絶えない。過去の報道によると、川や湖の7割以上が汚染されており、9割以上の都市の地下水が汚染されているという。(c)AFP
こういった河川の水で育った野菜や魚介類が加工され産地が不明の状態で安価に日本人に提供されているのだろうか。誰か「そうじゃない!」と言ってほしいところだが、「川や湖の7割以上が汚染されており、9割以上の都市の地下水が汚染されているという」のだから、どう考えても悲観的にならざるを得ない。
輸入される食品は当然ながら税関などで厳しい検疫に合格しているはずだ。だとすれば、私のような懸念は心配のし過ぎなのだろうが、これだけ中国の環境汚染が伝わってくるとどうしても懐疑的にならざるを得ない。
某巨大掲示板では、ナウシカの酸の海や腐海と対比していたが、まさにナウシカの世界をのぞき見るようだ。
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