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Feb 09, 2007

女性宇宙飛行士「恋敵」殺人未遂事件

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宇宙飛行士は特殊な職業だ。アニメ「プラネテス」では単なるゴミ収集の肉体労働という設定で生々しく描写されている。現在の飛行機のパイロットよりは権威ある職業に位置づけれらているが、頑張って勉強すれば一般人でも手の届く職業となっている。

そういえば、飛行機のパイロットはまだ人気の職業で十分エリートだと思うが、昔に比べると敷居は低くなった。知り合いのパイロットは「え~!」と言う感じのキャラクターだ。

学校の先生、警察官、医者、ITベンチャー経営者、などなど、時代の変遷により不祥事の発生が増え、職業イメージが下がるケースは多い。あるエリート職種が発生したら、初期段階は本当に責任感のある優秀なエリートだけが担うが、次第に既得権益となり、その資質に値しない人間が増えてしまうという事は、いかなる職種においても止むを得ないことだろう。宇宙飛行士も例外ではないということだ。

以下、関連記事の引用:


飛行士増え長すぎた待機10年 帰還後適応出来ず…「恋敵」襲撃女性

米航空宇宙局(NASA)の女性宇宙飛行士、リサ・ノワク被告(43)が「恋敵」と思い込んだ女性を襲撃し訴追された事件を受け、NASAは7日、飛行士の心理試験の在り方を見直すと発表した。「ライトスタッフ(正しい資質)」とたたえられ、エリートの典型だった宇宙飛行士。最近は訓練長期化などで精神的に対応できないケースもあるといい、そうした状況の変化が事件の背景にあるとの見方も出てきている。

 記者会見したNASA幹部によると、殺人未遂罪などで訴追されたノワク被告は、昨年7月のスペースシャトル初飛行後も多くの行事に参加し、事件の兆候は見られなかった。

 宇宙飛行士は選抜時に心理試験を含む徹底的な適格審査があるが、その後は通常の健康診断が主。NASAは心理試験の見直しの具体策を6月にまとめる予定だが「どんな検査があり得るか」と幹部は苦悩をにじませた。

 米メディアによると、ノワク被告は、博物館でアポロ宇宙船を見た少女時代から宇宙への夢を膨らませ、子育てをしながらテストパイロットの学校に通った努力家だったという。

 だが、飛行士の全体数が増えた現在、宇宙に行けるまでの期間は長期化。ノワク被告の場合は10年かかった。飛行士の6割以上は、引退までに多くて2回しか宇宙に行けない。その上、「宇宙にいるより(無重力を再現する)訓練で水中にいる時間の方がはるかに長い」(米紙ニューヨーク・タイムズ)とされるほど、訓練は長く厳しい。

 3児の子どもの母であるノワク被告は、事件の数週間前から夫とは別居。昨年11月ごろには隣人が、同被告の自宅の中から皿を投げつけるような音を聞いている。また、昨年のスペースシャトル搭乗前のNASAによるインタビューでは「私個人の時間や家族、私の周りの人々が犠牲になっている」と答えていたという。

 宇宙飛行士の心理に詳しいカリフォルニア大のカナス教授は同紙に「帰還後、熱心に取り組んできたことが突然、終わってしまうことに適応できない飛行士もいる」と語った。

(2007年2月9日06時01分 スポーツ報知)


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