Thunderbird と OpenOffice 使用レポート
Thunderbird と OpenOffice 使用レポートです。この記事は「Thunderbird - 迷惑メールにお別れを」の続編です。
07.03.15(木)追記:
続報「Thunderbird の「受信順」表示方法」を掲載しました。
あくまで私および関係する数人の使用レポートを個人的にまとめたメモです。また、日進月歩で修正が進んでいるので、すでに改良・変更されている可能性もあります。ご参考程度にお願いします。
07.06.13(水)追記:
1.5のユーザーは黙っていると2.0の更新が通知されない上に、今後、セキュリティパッチも更新されません。1.5を使っている人はすぐ2.0へアップグレードされるよう強く推奨します(参考記事:Thunderbird を 1.5 から 2.0 へアップグレード)
Thunderbird
×悪い点
×OUTLOOKからインポートしたメールのアドレスがうまく取り込めない。
×前後のメッセージに移動するボタンがない。
×添付ファイルをドラックできる場所はヘッダー部分のみ。OUTLOOKは作成中のメッセージウィンドゥのどこかにかかっていればよかった(→ショートカットがショートカットとして貼り付けられるのは◎)。
×受信者・送信者のメールアドレスを直接表示できない。表示名だけでは送信者・受信者を判断できないとき、アドレスを確認したい。止む無くアドレス帳への登録をかけてアドレスを確認し、登録は途中でキャンセルしている。面倒くさい
×メッセージフィルタ設定時、サブフォルダのあるフォルダ内のメールは操作対象にできない(サブフォルダを設定してそこに入れる必要がある)。
×既読設定への変更は上位フォルダから操作できない(最下層のサブフォルダを開かなければならない)。
△「既読」「未読」フラグがボタンになっていてワンクリックで状態を変更できる。便利な気もするが、私の場合は間違って触るので表示を消した。表示を消しても未読は太字になるので問題は無い。
△「今日」のメールは時刻表示だけで日付表示されない。自分では気にならなかったが、確かにメールをプリントアウトして保存したりするとき、日付がないと後々問題になるケースもあるだろう。拡張機能「Signature Editor」を入れると受信リストの表示は変更できたが、メール本文の表示は変わらない。拡張機能「ConfigDate」を入れるとメール本文の表示も変更できた。ちょっと面倒だが、対応可能。
※2007.02.16(金)追記:
「ConfigDate」をダウンロードすると zip ファイルになっている。ついつい解凍してしまいたくなるが、実は解凍してしまうとインストールができない。しかし、拡張機能の追加画面では既定のファイルの種類(拡張子)は xpi になっているため、zip ファイルは現れない。ファイルの種類を「すべてのファイル」に変更し、zip ファイルを選択すればインストールできる。これが分からないと大変。
※2007.03.06(火)追記:
拡張機能といば「暫定修正パッチ」(Bug 309566)も重要。添付ファイルのファイル名の文字化けを防ぐものです。インストールしてすぐやっておくべき。つい忘れがち。「受取人のメールクライアントによって、添付ファイル名が正しく表示されない場合がある」から「パッチをダウンロード」を選択し、「309566.xpi」をダウンロードして拡張機能に追加すればよい。
※2007.03.06(火)追記2:
Thunderbirdインストール時にすぐ追加することが推奨される3個のパッチを利便のため下記にまとめた。lzh、zip、exe(自己解凍)の3形式を用意した(どれも中身は同じ)。当然ながら、最新版は各自でチェックする必要がある。:
・070306-thunderbird-recommended-patch.lzh (31.1K)
・070306-thunderbird-recommended-patch.zip (30.9K)
・070306-thunderbird-recommended-patch.exe (68.9K)
良い点
○送信済みファイルの宛先にBccが残る。
○フォルダごとの選択位置を記憶している。
○表示列に受信アカウントが項目としてある。
○フォルダ名を変更すると参照しているメッセージフィルタのフォルダ名も自動的に変更されている。
○迷惑メールフィルタはなかなか優秀。
?未検証
RSSはまだ扱っていな。こちらはまた後日レポートしたい。
OpenOffice
(あまり使用していないので簡単なメモです)
×エクセルで作成した「技術系の」図表のレイアウトが崩れまくりで、手直しはかなり大変です(一般事務文書はほとんど問題ないようです)。
×エクセルで作成したマクロはそこそこ動くが、これも一筋縄ではいかない。
○パワーポイントで作成したファイルの表示はかなり再現性が高い。
○全般に「とりあえずタダで」「ちょっと見るだけ」なら十分な機能。
「Thunderbird」は私としてはおすすめソフトです。「Outlook」や「OutlookExpress」と比べて抜群の安定性です。乗り換えない理由はないでしょう。あちこちでおすすめして回っています。「OpenOffice」は将来性大ですが、現時点では「Microsoft Office」で作成したデータ資産との互換が悪く、すぐに移行をおすすめできる状態ではありません。しかし、限定された状況では十分実用レベルのソフトだと思います。
本件については要望が多いため、また続報記事を作成する予定です。
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