金払って食べるキムチとタダのキムチ
これまで韓国ネタは「嫌韓流」の書評ぐらいで、意図的に避けてきた。しかし、あまりに面白い記事があったので取り上げる。
引用元:
金払って食べるキムチとタダのキムチ
(朝鮮日報、2005/11/07 14:20、画面キャプチャ)。
日本の牛丼チェーン最大手「吉野家」には「豚キムチ丼」というメニューがある。値段は380円。キムチののらない一般の豚丼(並)は330円。丼の上にほんの気持ち程度のせられたキムチが50円(450ウォン)の役割を果たす。
最近、日本のほとんどのレストランではキムチを伴ったメニューが見られる。突き出しとして出されるサービスメニューではなく、値段の付けられた正式メニューだ。普段キムチを食べるためには、600円そこそこのメニューを注文しなければならない。
極一部のレストランを除けば、日本国内の韓国料理屋もキムチメニューを別売りする。「牛肉1人前1000円、キムチ600円」というレシートを目にした時は、なんだか詐欺にあったような気持ちにさえなった。
「キムチ=タダ」という韓国の食文化が身に付いているためだ。
日本は現在、年間34万トンのキムチを消費する「キムチ大国」だ。輸出面での飛躍も目覚しい。味はもちろん衛生面でも日本のキムチは非の打ち所がない。
日本人がキムチを口にするようになったのは1990年代初め頃。資本力のある企業がキムチ市場に参入したのもキムチが短期間で飛躍的に発展した一因。もちろん、その背景にはキムチ市場を急速に拡大させた「有料キムチ文化」がある。
結局、衛生上欠陥のあるキムチ、欠陥のないキムチは、それぞれ違った食文化が作り出した、それぞれ違った経済行動によって決まる。
600円も受け取りながらも低品質の安物キムチを出したとすれば、そのレストランは信用を失い、直ちに廃業へと追いやられる。反対に、キムチをタダで供給しなければならない韓国のレストランが、高級キムチをサービスとして提供するとしたら、やはり破産は免れない。
このように、キムチに対しそれ相応の価値を付与しない食文化では、「寄生虫卵入りキムチ」を作った業者の良心をとがめてみたところで何も始まらない。
1〜2か月もすれば、一部のレストランは再びこのような低品質キムチを求め、一部のキムチ工場は再び低品質の材料を使用するだろう。
ソン・ウジョン東京特派員 su@chosun.com
面白い分析だと思う。たしかに、韓国の飲食店に行くとどこでもキムチが無料の付け合わせとして出される。最初はびっくりしていたが、これが韓国の文化だと納得した。この文化が韓国キムチの低品質に対する説明として出てくることは大変興味深い。
「安かろう悪かろう」ということであればそれ自体は理解できなくもない。しかし、「良心をとがめてみたところで何も始まらない」というのは、論点のすり替え、開き直りではないか。品質管理という視点で見ると、全く問題の解決に寄与しない。
「600円も受け取りながらも低品質の安物キムチを出したとすれば、そのレストランは信用を失い、直ちに廃業へと追いやられる。」とあるが、少なくとも日本の外食産業においては、「600円も受け取り」の部分は不要だと思う。値段はともかく、低品質のものは受け入れ難い。「低品質の安物キムチを出したとすれば、そのレストランは信用を失い、直ちに廃業へと追いやられる。」が一般に受け入れられる記述だろう。
日本における「有料キムチ文化」という形に矮小化し、これが全ての要素だと勝手に決め付けられている。吉野家のトッピングはキムチの専売ではなく、卵やチーズもある。
日本においても、無料で出されるものと言えば、福神漬け、しょうが、ごま、高菜、お通し、などたくさんある。ごはん・味噌汁・キャベツ・キムチなど、無料ではないが食べ放題(おかわりが自由)のもの、ねぎだく、つゆだくなど、様々なパターンもあるが、安いから、無料だから低品質ということではないと思う。
無料だろうが有料だろうが、提供するサービスに対する誇りの有無の方が大きい要素ではないか。
なお、本文とは関係ないが、記事の下の広告欄も面白い:

寄生虫卵入り韓国キムチの記事とセットで韓国キムチの広告が出てくるなんて、できすぎている。
※参考: ★ゴミ餃子や寄生虫キムチだけじゃない!韓国の恐るべき不良食品の数々!
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