子供たちをどう守ったらいいか
昨日、愛知のイトーヨーカドーで発生した幼児刺殺事件は、同年代の子を持つ親として他人事ではない。我が家も近くのスーパーで買い物する際は同じように遊ばせている。いや、スーパーがどうのこうのという議論は全く意味がない。数年前、JR下関駅構内で刃物を持った男が通行人を次々に無差別に殺傷する事件があった。岐阜の女児のように下校途中に誘拐・殺害されることもある。自宅に侵入した不審者が女児を殺害する事件もつい最近あった。愛知のニュースを聞いて、スーパーは怖いから行かない、などと考えることは全く無意味だ。スーパーに行かなくとも、どこでも同様な事件が起こりうる、しかもこれから何度でもくり返しくり返し発生する可能性がある、ということが本質だろう。
では、子供を持つ親として、子供たちをどう守ったらいいか。
案1:子供に銃を持たせて護身術の訓練をさせる。
案2:専属警備員を雇って24時間監視体制をとる。
案3:防弾チョッキ、防刃服、ヘルメット、プロテクター着用。
どれも費用がかかる上に子供たちが窮屈でのびのび遊べない。結局のところ、日本中の親に残された現実的な選択肢は、
案4:心配だが何開き直って何もしない。
だけしかない。長期的には、
案5:犯罪者の更生を支援し、犯罪発生の予防に努める。
ということもできるだろうが、成果が出る頃には孫ができている。なんともやりきれない。
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Comments
確率の話をしちゃいかんのだろうけど、
今回のようなキチガイに遭遇(=隕石に当たって死ぬくらいの確率)するより、いたずら目的や交通事故(年間数万件発生)に遭う確率の方が遥かに高いと思う。
ので、確率の高い方の心配/防御をしたほうがよいね。・・・オレはまだ人の親じゃないんで、子供を持つとやっぱ隕石とは思えんかもしれんが。
Posted by: lucifer5963 | Feb 05, 2005 03:37 PM
lucifer5963さん、コメント有難うございます。冷静に理詰めで考えるとその通りなんですが、そう割り切れないのが親心であり人間でしょう。親としてはインパクトの大きい事件です。
Posted by: TechPR | Feb 06, 2005 09:26 PM