進化したノートパソコンR3
先日やっと、メインのノートPCを Panasonic Let's note CF-M1(1999年秋、会社の先輩に薦められて購入)からPanasonic Let's note CF-R3へ更新した。実に5年ぶりの事だ。ずっと更新したかったのであるが、余裕が無くてずるずると古いまま使っていた。
今回更新したメインのノートPCとは別に、サブのノートPC1台、ルーター替りのノートPC1台、メインのデスクトップPC1台、中古引取りのPC-98が1台といろいろ保有し、会社など仕事上で管理もしくは占有した端末は数十台、その中でも唯一、旧機のCF-M1だけばメイン機としてこの5年間に渡って常に持ち歩き使い続けてきた…私と一緒に世界中を旅して回った…愛用機であり、数あるPCの中でも一番思い入れのあるPCだった。
CF-M1は5年間の過酷な使用環境に立派に耐えた。1メートル上の高さから幾度となく落下し、暑いとき、寒いとき、湿ったとき、乾燥したとき、電車・車などの震動のある場所でがんがん起動し、耐環境試験のようなあらゆる条件下をくぐり抜けてきた。バッテリーとバックライトを一度交換した。キーボードの刻印は擦り切れて半分ほど読めなくなっている(はやりの無刻印のようでかっこいい)。
実のところ、CF-M1はまだまだ使用可能な状態にあるが、まだまだ使えるうちに更新した方が無難だろうと思う。完全に使用不能になって新しい機種に乗り換えるのは大変だが、使用可能であればデータ移行も容易で旧機はバックアップ機として運用できるからだ。しかし今回、まだ使えるうちに更新した最大の動機は、Let's noteの格段の進化を知ったせいだった。この5年間、モバイルに特化し続け、他の追随を許さない地位を築いた。Let's note おそるべし。以下、事前に広告などで知っていた事および購入後に気づいたR3の特徴を書き留めておく。
R3はバッテリー駆動9時間ともちがいい。その昔、携帯電話が出たばかりの頃、予備のバッテリーを必ず持ち歩いていた。しかし、いまや携帯でもMDでも、バッテリーは数日もつので予備のバッテリーなど気にすることもない。そしてついにノートPCもその領域に達しつつある。ノートPCのバッテリー残量を気にしながら使う時代はそろそろ終わりそうな予感がする。
起動・終了が早い…かばんから取り出して1分後には操作可能になっている。いかに業務効率が上がるか実際に手にしてみないと分からないかもしれないが、このおかげで仕事のスタイルが完全に変わった。これまで、夜中に思いついアイディアや急ぎの打合せなどは手書きのメモをまずさっと書いておき、後で落ち着いてからPCに入力していたが、そんなことはほとんど無くなった。その昔、NECの初代モバイルギアで似たようなことをやっていた記憶があるが、標準仕様のWindowsXPノートパソコンでこれを可能にした点は偉大だと思う。ノートとペンを準備してメモを取る速さにはまだまだ追いついていないが、かなり追い上げてきた思う。
夜、子供に絵本で読み聞かせする代わりに、インターネットのデジタル絵本などを直接見せている。バッテリー+無線LAN+1kg弱という軽さ+ページをめくらないでよい、、、親も子供も大喜びである。今では毎晩、子供を寝かせる枕元に欠かせなくなった。
以前のノートPCは、本体の発熱のため、夏場は手のひらが暑くて使用に耐えないものだった。しかし、R3には空冷ファインが無いことに気づいた。機械部品が一つ減ったということだが、音が静かで発熱が少ないということだろう。
M1はまるまる5年以上使用したが、さてこのR3は一体何年使えるか、楽しみである。
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